小沢恫喝政治が復活した。チンタラ、チンタラやっている鳩山首相では心許ないと思ったのであろう。来年度予算編成の重点要望を携えて、首相官邸に乗り込んだ小沢幹事長はテレビ・カメラが撮影を終えて退出したとたんに表情が変わった。
「本当に政治主導だったか疑問がある」などと激しく政府批判、この迫力に室内の雰囲気は凍り付いたようになったという。可愛そうに!鳩山首相は下を向いてメモをとるばかり。恫喝といわれても、この内閣にカツを入れないことには、参院選で負けると小沢氏は危機感に駆られている。
<民主党の小沢一郎幹事長が16日、来年度予算編成の重点要望を政府に提出した際、「本当に政治主導だったか疑問がある」などと激しく政府批判をしていたことが分かった。出席者によると、小沢氏の迫力に室内の雰囲気は凍り付いたようになったという。
小沢氏の口調が鋭くなったのは報道陣が部屋から退出した後。「表情を一変」(出席者)させ、「予算編成を官僚に乗らずにできているのか。政府高官は研さんを積んで自ら決断して実行してほしい」と強調した。
予算要望には診療報酬の引き上げや農家戸別補償の早急な導入など参院選を意識した施策も盛り込まれており、「自民党政権との癒着があった(業界)団体にはあえて厳格に対処している。選挙に勝ったから内閣を組織できた」と、業界団体との関係に留意した予算編成も求めた。
最後に「誰かが言わねばならないことで、自分が憎まれ役を買って出た」と締めくくった。鳩山由紀夫首相はメモを取りながら話を聞いていたという。(毎日)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト
4616 チンタラ内閣に小沢氏が一喝 古沢襄

コメント