4660 国際社会からも軽視=見放されている鳩山政権(1) クライン孝子

12月7日から18日までの2週間にわたり、 デンマークの首都コペンハーゲンで行われたCOP15今回の会議の目的は、京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策を決め、各国の同意を求めることにあった。だが各国の足並みは揃わず、不幸にも期待した成果はあがらなかった。
私もデンマークは距離的に近く目と鼻のところにあるので出かけようと準備中だったのだが、そのとたん、運悪く体調を悪くして断念。
オバマやメルケル、サルコジ、温など世界の要人が出席する後半は、地球温暖化対策にも拘らず、急に冷え込み、寒波の嵐に巻き込まれることになったから、私としては急病が幸いし、家に閉じこもることになって、かえってよかった。そう慰めることにしました。
余談はさておき、このCOP15ですが、各国共に利害が絡んで、てんでんばらばら、しかもこうした大規模な国際会議になれていないデンマークが主催だったものだから、要領が悪く、あちらこちらで不手際があった模様。
痛快だったのは、ロシア代表のウラ話。地球温暖化ではどの国がもっとも得をしているかというと何とロシアだそうです。シベリアでの万年雪がここ数年溶けて、春になると氷雪に埋っていた緑が界隈を色とりどりにし、凍土にも春らしい気配がして、人々は喜んでいる。というわけでロシアでは内心地球温暖化、大歓迎とのこと。
その他については、地球温暖化対策という名によりこの会議ははからずも地球温暖化対策と経済効率で、開発途上国vs先進諸国、リッチ国vs貧困国米中両国vs欧州諸国、米国vs中国と世界での対立構造がより明確に浮き彫りになったこと。
米国においてはオバマは米国のロビーの圧力で譲歩を迫られ、一方国内では健康保険問題が足枷となって身動きができず、、こと環境問題は、二の次らしく終始消極的だった、とドイツ側は見て、そう記者の一人がコメントしていました。
さてその中で、日本の役割は?鳩山首相の存在感は?大国にも拘らず、もっとも影が薄かったようです。
言い方を代えれば、カネだけは気前よく出してくれる。その上口は出さない、世界でもっとも御しやすい国が日本で、今回もその例にたがわず、国際社会にとっては都合のいい国。いい子ちゃんぶって目立たなかったことで、逆に、好感を持って迎えられたのだそうです。
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