4701 小沢幹事長は「国内では曹操気取り」…香港報道  古沢襄

香港の衛星テレビ局、鳳凰衛視(フェニックス・テレビ)は、民主党の小沢一郎幹事長を「三国志」の英雄・曹操に喩えた。曹操は漢の皇帝をいただきながら自分の思う通りに諸策を実行した。
折から中国河南省文物局は曹操の墓を発見したと発表している。
<香港の衛星テレビ局、鳳凰衛視(フェニックス・テレビ)は14日、民主党の小沢一郎幹事長を中心に、日本の政局を解説した。中国への大型訪問団については「朝貢団か?」などと紹介。一方で、国内政治での小沢幹事長の手法を、漢の皇帝をいただきながら自分の思う通りに諸策を実行した曹操に例えた。
中国の習近平副主席と天皇の会見で、スケジュール上の慣例を破ったことについては「核心の人物は天皇でもなければ、中国の習副主席でもない。民主党の小沢一郎幹事長だ」と紹介。「民主党は重大な問題に直面すると、まず小沢氏に意見を求める」とする、日本のメディアの見方に触れた。
小沢幹事長が率いた600人規模の訪中団については「ひとり当りで計算すると、民主党議員が胡錦濤主席と握手する時間は3秒間」、「朝貢団との嘲笑も発生」など、批判が存在するとした。日本国内で議論が盛り上がっている理由としては、「小沢幹事長の大きな動きは人目を引く」と指摘。
「小沢氏は本来、民主党を勝利させ首相になるはずだったが、政治献金問題でやむなくステージを降りた。それから半年が経過し、そろそろ影響力を発揮する時だと考え、派手に中国や韓国を訪問したのだろう」と分析した。
小沢幹事長を「日本外交の最高権力者」とする共同通信社の見方も紹介。北朝鮮による日本人拉致問題などで鳩山首相が示した意欲も「指導者としての姿をアピールするものだ。しかし、新任の首相をめぐり、緊迫感は増している」と論じた。(サーチナ)>
<【北京=関泰晴】中国河南省文物局は27日、同省安陽市安陽県で、後漢末期の武将で「三国志」に登場する英雄として日本でも知られる曹操(155~220年)の陵墓を発見したと発表した。
陵墓からは男性の遺骨が見つかった。
文物局が簡易鑑定したところ60歳くらいと推定され、曹操が65歳で他界したことと符合する。曹操の陵墓の場所に関しては研究者の間でも意見がわかれ、特定されていなかった。
陵墓の面積は約740平方メートル。地下に向かって斜めに掘り進められている全長39・5メートルの墓道に加え、墓室や側室などからなる複雑な構造。
鉄剣や武具、水晶などの副葬品も250点以上が出土した。文物局は、曹操を指す「魏武王」の銘文のある石牌(せきはい)も発見し、曹操の陵墓であることを示す有力な根拠としている。
陵墓は過去に何度も盗掘され、同局が昨年12月、遺跡の保存も兼ねて発掘作業に着手していた。曹操は後漢末期に呉の孫権、蜀の劉備と天下統一を目指して競い合った。(読売)>
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