4768 菅直人財務相は一応の合格点 共同調査 古沢襄

共同通信社が行った全国電話世論調査では、鳩山内閣の支持率は50・8%。一応は下げどまったといえよう。民主党の支持率も2・6ポイント増の38・7%。哀れをとどめたのは自民党。支持率が6・4ポイント減の17・3%。
意外なのは露出率100%で亀井さんが奮闘する国民新党が0・1%と不振。社民党の3・0%に較べて低空飛行が目立った。国民新党の支持票が民主党に流れたのかもしれない。
同じようなことは、自民党とみんなの党についても言える。自民党は6・4ポイントも支持票を減らしたが、その半数近くがみんなの党(2・7%)に流れた可能性がある。みんなの党が政界台風の目になる可能性がある。
<共同通信社が10、11両日に実施した全国電話世論調査で、民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」問題をめぐる説明責任について「果たしていない」「あまり果たしていない」との回答が合わせて85・4%に上った。鳩山内閣の支持率は昨年末の前回調査から3・6ポイント増の50・8%でほぼ横ばいだった。不支持率は33・2%。
菅直人財務相に関しては「期待する」「ある程度期待する」が計59・0%で、「期待しない」「あまり期待しない」の計35・2%を上回った。
2010年度予算案の編成を担当した藤井裕久氏の財務相辞任が政権運営に与える影響については、計67・2%が「影響がある」「ある程度影響がある」とした。
政党支持率は民主党が38・7%(前回比2・6ポイント増)、自民党が17・3%(同6・4ポイント減)と両党の差が拡大。ほかは公明党3・4%、共産党2・9%、社民党3・0%、みんなの党2・7%、国民新党0・1%、新党日本0・4%、支持政党なし30・6%だった。(共同)>
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