4810 「地検の横暴などとはとんでもない」 クライン孝子

■2010/01/16 (土) 2
ご自分の偽装献金疑惑などすっかり忘れたかのようなふりをして、(というよりも正当化するためにも)懸命に検察を悪者にしたようとしている。「日本の国民の皆さんのため」などと、またしても歯の浮くようなフレーズで、呼びかけ、逃げ切ろうとし、わが身のためにも小沢幹事長を庇うのに必死。
小沢氏が転んだら、鳩山総理も共倒れは間違ない。小沢氏抜きでは、鳩山内閣は成り立っていかないし、あるいは最悪のばあい、民主党解体に発展しかねないからです。

これは鳩山氏としては、当初なんとしても、回避しなければならない。となれば小沢氏を庇うしかない。
頼みは転んでもタダでは起きない毒薬と媚薬を併せ呑んでいる鈴木宗男議員でしょうか。
石川議員逮捕 鈴木宗男氏「異常としか言えない」
http://www.asahi.com/national/update/0116/TKY201001150507.html
「家宅捜索を受け、証拠隠滅の恐れもないのになぜ身柄をとる必要があるのか。異常としか言えない。官僚政治の打破を掲げて政権交代したが、検察も官僚組織の一部。このまま民主党政権が続けば自分たちがどうなるかわからないから暴走したのだろう。鳩山政権つぶしだと受け止めている」 と官僚のせいにして、またもや世論起こしを画策している。
恐らく鈴木氏には腰ぎんちゃくのようにくっついて、昨年の「西松事件」で「これは国策捜査だ」とヒステリックに叫び、見事に世論を味方につけた評論家佐藤優氏とまたもや二人三脚で、小沢氏=民主党のために、一役を買うつもりなのでしょう。
だが、石川議員は、鈴木・佐藤両氏のような凄みはない。これは顔を見れらすぐわかる。地検としてはもっとも落としやすい玉(失礼!=人物)と見透している。少しばかり、狡猾かつ高度な誘導尋問を仕掛ければ、たちまち崩れてドロをはいてしまうと踏んでいるというか。どうも、そんな気がしてならない。と思っていたら、早速
石川知裕容疑者、容疑を認める
http://news24.jp/articles/2010/01/16/07151708.html
である。
■2010/01/16 (土) 3
今回の小沢氏の3人の秘書逮捕は、官僚の保身による単なる「国策捜査」などではない。
地検はそれこそ、鳩山総理の口癖=十八番(おはこ)ではないが「国民の皆さま方」の民主党に対する薄気味悪いなんともいえない不安を国民が抱き始めたこと。
つまり大半の国民は「政権交代」後のあの一連の小沢独裁政治を目の当たりにしてこれはやばい!下手をすると日本は「中国」のいや「韓国」+北朝鮮の属国国家になるのではないかと、真剣に憂慮し始めた、
自民党がだらしなさ過ぎるので一度お灸をすえてやろうと思って一票を投じた国民だが、いざふたを開けてみたら、何のことはない。そんな軽い気持ちの一票が実は大変なことになり始めている。えらいことになりそうだ。
その国民の不安と戸惑いを背景に、地検は実にタイミングよくこうした小沢体制にメスをいれることにしたとみていいのではないか。
「外国人地方参政権付与」がまさにそう.一端、この法案を通しテしまえば、日本の中国属国化は火を見るりも明らかで、日本は、その後中国的独裁体制を模倣し、密告による暗黒政治をめざすことになる。
今の小沢幹事長の下では、氏に対して、一言も反論さえができない、反抗すれば、直ちに党を追われる。しかも側近政治が横行し、ほんの一部の幹部による密室政治が大手を振りつつある。いずれこの政治に異議を挟まないよう、密告制度が常道になるということも考えられる。
その手法も、よく観察してみるとかつての独裁者、スターリンや毛沢東の用いた表向きはばら色のスローガンを掲げ、国民の目をくらましながら、その実、一党独裁を強め、国民を欺くというのとピタリ当てはまる。
つまり童話「赤ずきんチャン」にある通り、現民主党政権は「おばあさんに化けた狼」というわけである。
気が付いた時は、既に遅く、狼に食われてしまっている。
ネパールの現況が、その実態=恐怖を伝えているが、日本はまさにその二の舞を踏むことになりそうなのだ。
小沢独裁体制の確立はその道への疾走に他ならない。
この民主という党、「国民の皆様」と猫なで声で呼びかけながらうまく国民を欺いていく薄気味悪い政治を国民は、今や現実になりつつあると、恐怖をもって肌身に感じ始めたのだ。
■2010/01/16 (土) 4
今回地検はその国民の声をいち早く受け止めた。その国民の声なき声援に支えられ、その国民の背後にあって思い切った行動へと突入した。「地検の横暴などとはとんでもない」「官僚の保身? とんでもない。彼らにある「日本を守る正義感」である。
加えて、外圧という要素も無視できない。特にアメリカの動きだ。
小沢氏はまるでアメリカにこれ見よがしと、中国におべっかを使い早速、小沢氏の子分とも言える小沢べったりの議員140人余りと小沢利権にありつこうとしている棹の他大勢計600人を引きつれ中国を訪問、そのお返しに日本の天皇を利用して一悶着起こした。その上普天間問題でゴタゴタした。
これにアメリカが憤慨したのではないか。。アメリカが中国と接近するのは、武力+情報力++領土においてほぼ同等であることから、許されるものの、日本はそうではない。日本は軍を持たす、しかも情報機関もない経済力はアメリカのお陰で戦後、復活した。日本領土もアメリカの軍事力を背景に安泰でいられた。従ってアメリカにとって日本は小僧っ子扱いで所詮、一人前とは見ていない。これは中国も同様だ。
今回の一連のアメリカ離れとは背の高いアメリカっ子に、背の低い日本っ子が無理をして背伸びをしているようで、アメリカにとってはこっけいな事である。しかもアメリカにとっては、第二次世界大戦後、日本の経済発展に、貢献してきたのは誰だ! アメリカだろうという自負がある。
一方で確かに、その間、アメリカは日本に対し、結構身勝手で植民地的風を吹かしてきたことも見逃してはならない。だがそれを許したのは一体誰だといえば、日本には反論の余地がない。この辺は同じ敗戦国であってもドイツ徒ことなるところなのだが、それはさておき、こうした戦後の浅からぬ日米関係にあって、いきなり、小沢民主党政権成立にあって、アメリカ離れを遂行しようとしている。
しかも田中角栄の秘蔵っ子だった小沢氏だ。ロッキード事件で小沢氏のボス田中角栄=政治は転覆した。理由はやはり中国との関係だ。
田中落としにCIAが関わったことは知る人ぞ知る、CIAには田中極秘フアイルが残っているとすれば、同時に
小沢極秘フアイルもあるはずだ。
これに今や経済+金融+資源戦争でしのぎを削っているユダヤVS華僑との戦いが関連しているとすればどうだろう。
■2010/01/17 (日) 「小沢幹事長辞めろ」「外国人参政権は許さない」
会場周辺でデモ「小沢幹事長辞めろ」「外国人参政権は許さない」 
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100116/stt1001162028030-n1.htm
(■ 国際派日本人養成講座 ■より
外国人地方参政権が実現する「友愛」の世界鳩山首相の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」が実現したら、、、
http://archive.mag2.com/0000000699/index.html
■2010/01/17 (日) 5
極東アジア=日本では小沢幹事長を挟んでの戦いという見方もでてくるのではなかろうか。。日本という美味しい獲物を前に乗っ取ろうとする中国とそうはさせまいとするアメリカ、台頭勢力として日を追って力をつける中国とそうはさせまいとする欧米諸国との熾烈な戦いである。
このような危機にあって日本はそれと気付かずにお互い日本人同士で、歯を剥きだして、喧嘩している。攻める側にとってこれほど都合のいいことはないというのに。
野党の自民党もだらしがないし・・・小沢氏「潔白宣言」に野党大批判 
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2010011790110148.html
といいながら、従来の自民党体質から一向に抜け出せないでいる。
あああ、いやになってしまうなあ。
そこでまたも拙著に関しての宣伝で大変恐縮ですが(korenaga.ws)のブログより、「本日よりシーズンスタート」中
http://www.korenaga.ws/2010/01/blog-post.html
のを発見しましたので、ご紹介させていただきます。
<<話は変わりますが、一年の計は百年の計。長期的視点と、それに伴う短期的視点。何事にも必要です。国家百年の計も政治家任せではなく、自分が作るつもりでなければならないと思うのです。
「大計なき国家・日本の末路」ー日本とドイツの戦後を分けたものー

おすすめ平均 戦後日本の行方が心配多くの日本人に読んでもらいたい。読んで損はない一冊。どうして子供の頃から日本国民であることに誇りが持てなかったか解った!アメリカの捕虜になれば・・・同じ白人でも敗者は悲惨
「歴史と神話」杜父魚ブログ
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