4955 ミニ政党に期待をつなぐ 古沢襄

今のままでは国民の政治離れが加速される。とくに無党派層にその傾向が現れている。民主党にも自民党にも愛想を尽かした人たちの受け皿になるのを狙っている。
東京都の山田杉並区長や、中田前横浜市長ら民主党系が昨年設立した「よい国つくろう!日本志民会議」が七日に「全国キャラバン」の第1回集会を福岡で開いた。まだ海のものとも山のものとも分からないが、政局の混迷が続けば、大化けに化ける楽しみがある。
七月の参院選はこのようなミニ政党が、国民の支持を集める可能性がある。ミニ政党による合従連衡によって新しい政治勢力が生まれれば、それは歓迎すべきことではないか。小党分立と冷やかす向きもあろうが、政界再編成の先兵になってほしい。
<東京都の山田杉並区長や、中田前横浜市長らが昨年設立した「よい国つくろう!日本志民会議」が、5月まで各地を回り政策をアピールする「全国キャラバン」の第1回集会を7日、福岡のホテルで開き、市民ら約800人が集まった。上甲晃代表は「今の政治家に期待してはならない。参院選までに(賛同者を)1万人集め、国民の手による新党をつくりたい」と訴えた。会議には山田氏ら自治体首長18人と前職2人が参加している。(共同)>
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