5061 鳥取県とか島根県は日本のチベットみたいなもの 古沢襄

政権が左前になってくると、追い討ちをかける様に閣僚や党幹部の不規則発言がでて足をさらに引っ張る。本人たちは一生懸命になって政権擁護の過激発言をするのだが、そこは・・・総身に知恵が回りかねる面々。
長崎知事選で民主党の石井一選対委員長が応援演説で「時代と逆行するような選択をされるのなら、民主党政権は長崎に対してそれなりの姿勢を示す」と恫喝まがいの発言をしていたが、これでどれだけ票を減らしたのか、思いが至らなかったらしい。
今度は「鳥取県とか島根県は日本のチベットみたいなもの。人が住んでいるのか」と発言したらしい。この人、小沢幹事長の友人を自認する武闘派。小沢氏の岩手県が”日本のチベット”といわれた時代があったが、新幹線が開通し、高速自動車道が通るようになってからは、岩手チベット論はなくなった。
それをいまさら持ち出して鳥取・島根チベット論をぶつのだから時代錯誤も甚だしい。おまけ人の数よりは牛の数の方が多いと言うに至っては冗談では済まされない。鳥取一区選出の石破・自民党政調会長が早速噛みついている。
<自民党の石破政調会長(衆院鳥取1区)は23日、党本部で記者団に対し、「鳥取県とか島根県は日本のチベットみたいなもの。人が住んでいるのか」と発言した民主党の石井一選挙対策委員長を、「両県とチベットにとって極めて侮辱的だ。思い上がった発言で、謝罪のうえ、撤回すべきだ」と批判した。(読売)>
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