5072 カーティス・コロンビア大教授の正論 前田正晶

23日夜も途中から気が付いて、夜8時からのBSフジのプライム・ニュースを見た。自民党の加藤紘一氏とともにカーティス・コロンビア大教授が出ていた。私はアメリカ人だから言えることを言っているのを興味深く聞いていた。
教授は某国務次官補が小澤幹事長をアメリカに呼んだことが誤りであり、小澤幹事長も行くべきではないとかなり激しく指摘した。すなわち、「与党の実力幹事長ではあっても、一政党の幹事長が国を代表するが如き立場で行くべきではないし、招待する方も間違っている」という主張である。
「幹事長が予算案ですら決めてしまうことがおかしいのであり、それだからと言って総理大臣を差し置いていくのは間違いだし、ましてや中国の場合のように沢山代議士等を連れて行くなどは論外。
さらに与党の幹事長が大統領に会わせろと言うのはとんでもない」と切って捨てた。大統領は会わないだろうとは言ったが。
日本通であり、アメリカ人であるからあのように明快に言えるのだろうが、このような指摘をしようとも思わなかったらしいマスコミも意気地がない気がした。
私は「何故総理大臣も閣僚も飛び越して実力者指名なのか、おかしいな」とは思ったが、「アメリカは小澤を実質的総理大臣と見ているのだな」と感じていた。
全般的に教授は小澤体制を良いとは見ていないと解ったのも面白かったが、敢えて「普天間問題をキチンと解決しないと日米関係が悪化する」と言ったのも印象的だった。
他には、小澤幹事長が何かと言えば「不徳の致すところで、ご心配とご迷惑をかけたと言って謝るが、極めて不明快」と指摘したのもアメリカ的だと感じた。
教授は「ご迷惑、for what?だ。あれでは誰にどういう迷惑がかかったのかが解らない」と言うのである。「あれでは謝ったことにはならない」と切った。同感である。私は政治家が使う「ご迷惑」くらい不明確なこ
とはないと思っている。それをアメリカ人に言われてしまった。現に私は小澤幹事長の「不徳」には何の迷惑も被っていないし、心配もしていない。
加藤紘一氏の民主党批判もかなり的確だとは思ったが、此処で云々する必要なないだろう。
         
杜父魚ブログの全記事・索引リスト

コメント

タイトルとURLをコピーしました