バンクーバー五輪が終わり、三月を迎えて政局は待ったなしの激動の季節になった。自民党は谷垣総裁ら執行部に批判的な桝添要一前厚生労働大臣が離党・新党結成を口にして、渡辺喜美代表のみんなの党との提携、民主党内の反小沢グループを巻き込んだ政界再編成に意欲をみせた。
<自民党の舛添要一前厚生労働相は1日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、「自民党の優秀な政治家が憂慮するなら、彼らが谷垣(禎一)総裁を辞任させて党を変革する可能性がある」と語った。だが、「優秀な政治家」の具体名は明らかにしなかった。
舛添氏はまた、塩崎恭久元官房長官らと作った「経済戦略研究会」を念頭に、「もし執行部がわれわれの経済政策に同意しなければ、一緒に行動することはできない」と述べ、新党結成の可能性にも言及。連携相手として民主党の前原誠司国土交通相、枝野幸男行政刷新担当相、仙谷由人国家戦略担当相を挙げた。講演はすべて英語で行われた。(毎日)>
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5100 谷垣総裁を辞任させて・・・ 古沢襄

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