小沢幹事長が中国や韓国に約束していた永住外国人に地方参政権を付与する法案だが、鳩山首相は今国会への提出を断念する方針を固め、小沢氏に伝えた。小沢氏も「時間がかかっても、これは自分としては大事なテーマだと思う」と、今国会提出にはこだわらない考えを示したという。
この問題では亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)が強く反対している。社民党、共産党、公明党は賛成しているが、自民党、民主党内には反対論がある。地方自治体側からの異論も出ている。
鳩山首相は与党内の意見が纏まらない現状から、今国会への政府提案を断念したと思われる。しかし韓国政府は今年が「日韓併合100年」に当たることから、同法案の早期成立を期待感を示しており、民主党内の推進派議員らが議員立法での提出を模索する可能性もある。
<鳩山由紀夫首相は2日夜、永住外国人に地方参政権を付与する法案について、首相官邸で記者団に「今国会に間に合うか、間に合わないか分からない」と述べた。亀井静香金融・郵政改革担当相(国民新党代表)らが同法案に反対していることを踏まえ、政府が今国会に提出するのは難しいとの認識を示したものだ。
首相は同日午後の小沢一郎民主党幹事長との会談で、法案提出に向けた政府・与党内の調整状況について「遅れている。与党の中で必ずしも意見がまとまっていない」と説明。与党内で意見の擦り合わせを続けることで一致し、小沢氏は「時間がかかっても、これは自分としては大事なテーマだと思う」と、今国会提出にはこだわらない考えを示唆した。(ウォール・ストリート・ジャーナル)>
<政府は2日、永住外国人への地方選挙権付与法案について、今国会への提出を断念する方針を固めた。鳩山由紀夫首相が民主党の小沢一郎幹事長と官邸で会談し、今国会への提出にはこだわるべきではないとの認識で一致した。
首相は1月に政府提案に強い意欲を表明したが、国民新党代表の亀井静香金融・郵政改革担当相が反対を明言し、調整が難航。「政治とカネ」問題で内閣支持率が低迷する中で連立政権の安定を優先させた形だ。夏の参院選をにらみ、自治体側からの異論にも配慮したとみられる。
韓国政府は「日韓併合100年」を受けて早期成立に強い期待感を示しており、民主党内の推進派議員らが議員立法での提出を模索する可能性もある。
首相は小沢氏との会談で亀井氏らの反対論を踏まえ「(政府、与党内の調整作業が)遅れている。与党の中で必ずしも意見がまとまっていない」と説明。小沢氏は「分かった。自分としてはこれは特に大事なテーマだ。時間がかかっても、与党の中でしっかりと擦り合わせをすることが大事だ」と応じた。(共同)
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5107 永住外国人の地方参政権法案の国会提出を断念 古沢襄
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