5116 公明党との選挙協力はないと小沢幹事長 古沢襄

参院選を前にして民主党と公明党の連携話が浮上している。朝日新聞は小沢幹事長と創価学会の秋谷栄之助前会長が会談したと報じている。これについて小沢氏は「そのような事実はない」と全面否定、輿石東幹事長代行も「公明党との連立や選挙協力はあり得ない」と否定した。
民・公連携の噂が先行すると、連立を組む社民党との関係が微妙になる。民主党による”社民党斬り”といわれては、連立与党の結束にもひびが入る。小沢氏や輿石氏は、それを懸念して打ち消しに回ったのであろう。
自民党は自民党で、自・公連携に小沢氏が楔を打ち込んだと警戒している。参院選の一人区で二万票前後といわれる創価学会・公明票が無くなれば不利を免れない。小沢氏は「選挙についても公明党との協力はない」と言い切ったが、疑心暗鬼は消えない。
<民主党の小沢一郎幹事長は3日の記者会見で、創価学会の秋谷栄之助前会長ら同会幹部と2月26日に会談したかと問われ、「そのような事実はない」と全面否定した。
また公明党との連携について「国会運営の中でも選挙についても公明党との協力はない」と述べた。(産経)>
<民主党の輿石東幹事長代行は4日の記者会見で、公明党との連携の可能性に関し「連立や選挙協力はあり得ない」と否定し、「関係は今までと変わらない。変える必要はない」と強調した。
高校無償化の対象に朝鮮学校を含めることの是非については「どういう中身と課程で教育しているか精査し、無償化の対象になるかをこれから文部科学省が検討する。それを見守ればいい」と述べるにとどめた。(産経)>
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