私はその十年間(一九七〇年代)、大半を海外で生活していました。八〇年代に日本に帰り、まず思ったのは「この国はまったく別の国になった」ということでした。中西輝政 「致知」2010年2月号より。
*http://blog.kajika.net/?eid=684289
随分変なことが起こりだしてきた。皇太子殿下の内親王愛子殿下が不登校になっているのだそうだ。原因は、イジメではないが荒っぽいことが学校であったかららしい。どこの学校でもありそうな程度のものなのだが。
東宮関係者の「責任逃れ」の雰囲気も無くはありません。なんか日本国の“劣化”を象徴するような現象ですね。皇室も例外ではないのでしょうか。(以下、引き続き転載。見出しは当方文責)
■戦後教育時代
私は幸か不幸か、鳩山由紀夫氏、管直人氏ら民主党幹部と同世代です。だから彼らの発想(桃注:東アジア共同体構想等)がよく理解できます。(桃注:小沢1942生、管1946生、鳩山1947生、中西1947生、因みに田母神元航空幕僚長[大将]は1948生)
彼らにとって中国は“平和勢力”なのです。徹頭徹尾、脅威の存在ではないのです。共産主義=進歩的=平和主義。反対に資本主義=侵略主義。
信じられないでしょうが、そういうかつての全共闘が持っていたような構図が彼らの頭の中にできあがっているのです。
■左翼夢遊病
確かにソ連は崩壊し共産主義は破綻しました。すると彼らは「中国は共産党一党独裁だが、いずれ民主化する。中国は外国に攻め入ったことのない平和国家だ」という新たな“論理”を構築して中国の立場を正当化するようになります。
そして「万一、日本に攻め入っても、日本人はかつての侵略国家として文句は言えない」という、とんでもない発想に結びつけていくのです。そこには、中国が恐るべき覇権主義の国家であるという危機感はまるでありません。
民主党が外国人に地方参政権を与えよ、などと平気で言い始めるのも、こうした思想が根底にあるからです。
■贖罪史観ー「日本は悪い国だった」
かつて日本は中国や韓国を侵略したのだから、国を開いて、これら外国人に特権を与えるのは、日本の戦争犯罪への「謝罪」だという意識です。
増え続けるアジアからの外国人に参政権を与えれば、やがて日本が日本でなくなり、この国が崩壊しかねない、という当たり前のことになぜ気づかないのでしょうか。
■日教組教育の勝利
これらの問題も突き詰めれば、政治の中枢を担う人たちが正しい歴史観、世界観を学んでいないことに起因します。彼らには学校を出てから、日教組の洗脳を脱するべく本当の歴史を学ぶ機会がいくらでもあったはずです。
悲しいことに、彼らはその努力を怠りました。そして今日、一国の運命までも誤らせようとしています。(転載終わりー「歴史を忘れた民族は滅びる」)
■立ち上がる日本
今の政府を見ていると美濃部都政を思い出します。都知事や総理は辞めれば済みますが、国民はそういうわけにはいきません。保守の中には、先の選挙で国民が民主党に投票したからだめになったという人もおります。今の自民党も似たり寄ったりで、「目糞、鼻糞を笑う」程度。残っている議員には、靖国神社に参拝さえできない様な擬似保守も多いですね。
さぁ、がんばりましょう。「国民が一番」です。民主党も自民党も当てにはできません。身近に小さな変化を起こして大きな変化に繋ぎましょう!決戦は近い!
お勧めサイト
・杜父魚(かじか)文庫ブログ
「学習院廃校を救った山梨勝之進学習院長 古沢襄」
http://www.kajika.net/wp/archives/492
・「日本解体阻止!全国総決起集会報告Part3」
http://www.youtube.com/watch?v=FpaH854PwbY
*13分30秒ごろの杉並区山田区長のお話に注目
・沖縄は自滅だ03「フィリピンの失敗、中国工作成功」
http://www.youtube.com/watch?v=6SUvcQCL8wY
・「国民自重の心」小泉信三
http://momotarou100.iza.ne.jp/blog/entry/470460/
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