韓国に亡命している黄長ヨプ・元朝鮮労働党書記を招致する計画が進んでいるという。このところ、あまり芳しからぬ噂を立てられた中井洽拉致問題担当相が、汚名挽回のために黄氏の招致計画に本腰を入れたのであろうか。
黄氏は4月初旬、民間団体の招請を受けて米国を訪問する予定なので、これに合わせて4月第2週来日で調整している。しかし拉致事件解明につながる新情報が黄氏からもたらされる可能性はない。むしろ来日した黄氏の発言で、北朝鮮が態度を硬化させれば、6カ国協議再開を引き延ばす口実を与えかねない。
<1997年に北朝鮮から韓国に亡命した黄長ヨプ・元朝鮮労働党書記が4月第2週に来日する方向で調整していることが分かった。複数の政府関係者が27日明らかにした。
中井洽拉致問題担当相が招致計画を主導、滞在中は中井氏のほか与野党議員、拉致被害者家族らと面会する見通し。実現すれば、亡命直前に北朝鮮代表団のメンバーとして訪問して以来の来日となる。
拉致事件解明につながる新情報がもたらされる可能性は少ない。しかし中井氏は、黄氏から北朝鮮の統治体制や人権状況に関し証言を得ることで拉致問題解決に向けた国内の機運を盛り上げたい考え。
黄氏来日に関し政府・与党内には慎重論もあり、北朝鮮が態度を硬化させれば、6カ国協議再開に尽力する中国などに迷惑を掛けるとの懸念も。中井氏らは週明けにも鳩山由紀夫首相の判断を仰ぐとみられる。
関係者によると、黄氏は4月初旬、民間団体の招請を受けて米国を訪問する予定。その後日本に寄る方向で調整。
黄氏は金日成総合大学総長、最高人民会議議長などを経て80年、党中央委書記に。97年2月に訪日の帰途、経由地の北京で韓国大使館に亡命申請し、4月にソウル入り。(共同)>
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5266 北朝鮮元書記の招致計画、6カ国協議へ影響懸念も 古沢襄
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