5272 対日輸出の加工食品は壊滅に近い、だから・・・ 宮崎正弘

オバマ大統領、アフガニスタンを電撃訪問。カルザイ大統領と会見したあと、米軍兵士を鼓舞。
突如、真夜中の訪問。トップ・シークレットの旅立ちだった。日本時間29日0時半、カブールは日曜日(イスラム国家は日曜日は休まないが)。
飛行場からヘリコプターで大統領官邸へ、米軍三万増員の理由や今後の軍事方針のほか、汚職と麻薬撲滅をアフガニスタンに迫り、軍事的には前進しているが、民生面の進歩が後れていると注文をつけていた。
首脳会談の詳しい中味は不明、そのごオバマは疲れ切った表情でアフガニスタンの閣僚たちと会談し、米軍基地では兵士を鼓舞、一泊もせずに帰路に就いた。わずか数時間のカブール滞在だった。
   

(読者の声)天洋食品元従業員を逮捕に関する記事を読みました。日本と捜査協力を約束していたにも関わらず何故こんなに時間がかかったのか、逮捕までの捜査状況・詳細を警視庁・公安は把握していたのか。
「毒は日本で入れられた」との発言を公式で撤回し、日本の被害者や侮辱した事について明確な謝罪はあったのか、呂月庭容疑者は本当に実行犯で、また単独犯なのか?などなど、次から次へと疑問が浮かびます。
宮崎さんのおっしゃる様に、統計をはじめとする数字や公式発表そのものが全てが捏造に見られてもしかたなく、謝罪を求めても、そう簡単に謝るような国ではないのは周知の事実です。
今頃なぜ逮捕?何か魂胆があるはずだ、「逮捕してやったんだから、あれをしろ、これをよこせ」と言いだすに違いない。
新たな茶番劇に、二度とだまされちゃいけないと感じるのは私だけでしょうか?(IK子、神奈川県)
(宮崎正弘のコメント)仰言る通りですが、中国人の謝罪の典型パターンがこれです。なぜ今頃という理由は、本来ならつっぱねて頬被りしてお終いにするのですが、あの事件以後、中国の対日輸出の加工食品は壊滅に近い。これは中国経済にとって死活問題。
それで絶対に謝罪する対象ではない日本に、日本のマスコミだけが報道するかたちにして謝罪してみることにしたのでしょう。
         
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