5273 トップ・リーダーの休日 阿比留瑠比

「(政権は)課題は山積だが、これからが新たなるスタートだ。その思いで頑張ってまいりたい」「(米軍普天間飛行場移設問題は)3月いっぱいをめどに、自らも含め政府一丸となって政府案をまとめる努力をする」と強調していた」
26日の記者会見でこう胸を張って国民に語りかけていた某トップリーダーが、その「新たなるスタート」翌日から早速、「完全にプライベート」の休養をとるというので、現地に見に行ってきました。南房総の景勝地です。
太平洋がどこまでもどこまでも広がっています。
トップ・リーダーが外出する場合には、各社とも万が一の事態に備えてだれかが原則として張り付きます。普通は若い記者に行ってもらうところなのですが、つい気まぐれを起こして自分で来てしまいました。
静かなものですが、付近を歩くと耳にイヤホンをした挙動不審(失礼)の男性や、ゆっくりと周回する地元県警のパトカーをときどき見かけます。
某ホテルの前で立ちつくしていると、先導車つきの黒塗りの車が到着しました。事情を知らずにホテルに車をつけたバスや車は、駐車場奥で待機されられています。
おや、だれが見たことのある人が降りてきました。確か今、決死の覚悟で国事に取り組んでいる方です。あまり周囲に人がいなかったため、特に歓声や罵声が飛び交うこともありませんでした。
奥さんも一緒です。トップ・リーダーは何かを指さして何か言っていますが全然聞こえません。まっ、別にたいしたことじゃないでしょうし。
ホテル側の出迎えを受け、あっという間にホテルの中へと吸い込まれていきました。それにしても、このご夫妻はそれぞれ特徴のある歩き方をしますね。
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