与党国民新党の下地幹郎国対委員長から普天間移設が五月に決着しなかった場合、鳩山首相が辞任するのは当然という発言が飛び出した。与党の内部から条件付きながら首相退陣論が公然と出たのは初めて。
<国民新党の下地幹郎国対委員長は5日夜の日本BS放送の番組で、政府が期限としている5月末までに米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題が決着しなかった場合について「鳩山由紀夫首相が辞めるべきだというのは当たり前だ」と述べ、首相は退陣すべきだとの認識を表明した。
同時に「首相もこの問題を解決しないで今後も政権を担えないと思っている。5月末までに結論を出すと、首相も覚悟を決めてやっていくと思う」と強調した。
下地氏は、3月の衆院予算委員会で「首相が5月末までに判断しないで先延ばしすれば、沖縄選出の国会議員として6月1日には衆院議員を辞める」と自らも進退をかけて解決に取り組むと表明。委員会終了後には「首相も退路を断って欲しい」と述べていた。(共同)>
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5316 5月未決着なら首相辞任をと与党の下地氏 古沢襄

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