5323 養子50人の外国人は不支給 子ども手当で厚労省 古沢襄

「母国で50人の孤児と養子縁組した外国人には(子ども手当を)支給しない」・・・何とも驚くべきことを、厚生労働省がわざわざ発表した。国会審議で「外国人牧師が養子縁組した50人の子どもを本国に残していたら支給されるのか」と質問され、支給要件を発表することになった。
実際には各市町村の窓口で支給申請を受けるのだが、厚生労働省の一方的な発表だけでは、現場が混乱するだけだろう。外国人への支給をめぐっては、虚偽申請による不正受給の可能性がかねてから指摘されていた。国民の血税を無駄に使われない歯止めをきちんとする必要がある。
<厚生労働省の山井和則政務官は6日の記者会見で6月から支給される子ども手当について、「母国で50人の孤児と養子縁組した外国人には支給しない」など具体的な制度運用の仕組みを発表した。
外国人への支給をめぐっては、虚偽申請による不正受給の可能性を指摘する声があり、国会審議で「外国人牧師が養子縁組した50人の子どもを本国に残していたら支給されるのか」との疑問が出されたため、支給要件を説明することにした。(共同)>
     
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