5335 キルギス・バキーエフ政権が崩壊? 宮崎正弘

キルギス暴動、野党がテレビ局を掌握し「臨時政府」の樹立を宣言。バキーエフ大統領は首都ビシュケクから逃亡か。
米国、ロシア、中国が事態の推移を見守っている。バキーエフ政権が崩壊した模様である(8日午前6時時点の情報)。
反政府暴動がキルギス各地でおこり、とくに7日に首都ビシュケクに飛び火した暴動は100名の死者、400名の負傷者をだした。
アルジャジーラ(8日付け)の速報に拠れば、バキーエフ政権が崩壊し、大統領は首都から逃亡したと伝えている。野党は「臨時政府」を樹立し、テレビ局を通じて閣僚人事を放送しているともアルジャジーラが伝えている。
 
ビシュケク空港には米軍2000名が駐屯し、アフガニスタンへの兵站ルートとして最重要拠点。野党がもし政権を樹立するとなると基地使用継続問題が焦眉の急となる。
(過去の小誌のキルギス関連記事 ↓)
 http://www.melma.com/backnumber_45206_1459784/
 http://www.melma.com/backnumber_45206_4415681/
 http://blog.kajika.net/?eid=633879(杜父魚ブログが使われている。「保存を目的にした文庫ブログ」の主旨が宮崎正弘氏に認められたのは嬉しい。2007年7月31日の宮崎氏の記事)
    
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