5392 国会解散、衆参同日選挙説が流れる永田町 古沢襄

鳩山内閣の支持率が23・7%まで落ち込んだ時事通信社の全国世論調査をみれば、ここで国会を解散、衆参同日選挙を打つのは、民主党の”自殺行為”としか思えないが、春の突風のように同日選挙説が永田町に駆け巡っている。
自民党の幹部が「小沢幹事長が起死回生で、若い首相を担いで衆院を解散し、衆参同日選を狙うという話も流れ始めた」というのは、半分は期待まじりの予測だから、信憑性は薄い。
しかし内閣の重鎮である仙谷由人国家戦略担当相が「論理的には衆参ダブル選挙の可能性がある」とTBSの番組収録で発言したのだから、話が違ってきた、その前提は鳩山首相が参院選前の退陣に追い込まれた場合を想定している。もっとも仙谷氏は反小沢の急先鋒として知られている。
小沢側近の面々は、不気味な沈黙を守っているから、小沢幹事長の腹の内を知る由もない。そこで俄に注目を集めているのは、18日の日曜日に岩手県奥州市水沢地区で開かれる小沢氏の両親の「しのぶ会」。
数千人規模という大法要は小沢氏系の幹部を総動員し、当日は本人のあいさつも予定されているという。今年は両親の年忌法要の時期ではないため、小沢氏の真意をめぐって憶測を呼んでいる。ここで小沢幹事長が衆参ダブル選挙を一笑に付せば、衆参ダブル選挙説は春の雪のように消え去るだろう。
思わせぶりな発言があれば、どうなるか。野党も民主党内の反小沢グループも18日が終わるまでは、気が許せない。
<閣僚や自民党幹部から16日、鳩山首相が普天間飛行場の移設問題で窮地に立ちつつあることを踏まえ、参院選前の「首相退陣-衆参同日選挙」の可能性を指摘する発言が相次いだ。
仙谷由人国家戦略担当相はTBSの番組収録で、首相が参院選前の退陣に追い込まれた場合の対応に関して「論理的には衆参ダブル選挙の可能性がある」と指摘した。
自民党の川崎二郎国対委員長は「小沢民主党幹事長が起死回生で、若い首相を担いで衆院を解散し、衆参同日選を狙うという話も流れ始めた」と警戒。
7月11日が有力の参院選投票日に関しても「首相が辞任したら、民主党代表選や首相指名選挙、組閣などで10日間くらい会期が延長され、投票日は7月25日になるだろう」と述べた。(共同)>
<仙谷由人国家戦略担当相は16日、TBS「時事放談」の収録で、夏の参院選前に鳩山由紀夫首相が退陣した場合の対応を問われ「もういっぺん(昨夏の衆院選から)1年で申し訳ないけどということで(衆参)ダブルを問うということは論理的にある」と衆参同日選の可能性に言及した。
普天間飛行場移設問題が難航するなか、自民党からは首相退陣に伴う衆参同日選を警戒する発言が出始めている。仙谷氏は「歴史的な政権交代をした内閣を続けることで、守られる民主主義の価値がある。課題を一つ一つ解決することで、信頼を取り戻さなければ」とも述べた。(毎日)>
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