衆参ダブル選挙に触れた仙谷担当相は、各閣僚から批判の集中砲火を浴びている。衆参ダブル選挙は首相の専権事項である解散権の行使に閣僚が触れてしまう。党員が言うのは許されるが、首相に任命された閣僚が軽々に言うべきことではない。
仙谷担当相はTBSの番組で、参院選前に首相が退陣した場合の対応を問われて、首相が交代した際は衆院選で民意を問うべきだ、との原則論を言ったに過ぎないが、やはり軽率のそしりは免れない。閣僚の一人として原則論であろうとも首相の退陣を言うべきではなかったろう。
だが仙谷担当相がつい口を滑らせた様に鳩山首相の求心力低下は覆い隠すべくもない。出るべくして出た衆参同日選発言だったといえる。
<夏の衆参同日選の可能性に言及した仙谷由人国家戦略担当相の発言が、鳩山政権内に波紋を広げている。仙谷氏は20日の閣議後会見で改めて本意ではないと釈明したが、閣内からは「選挙を知らない人が言うことだ。可能性は1%もない」(赤松広隆農相)などと批判が相次いだ。米軍普天間飛行場の移設問題のもたつきもあって内閣支持率が急落する中、首相退陣を前提にした同日選発言は、首相の求心力低下に拍車をかけている。
「(衆院)解散が国家戦略とは思わない」。直嶋正行経済産業相は20日の閣議後会見で、仙谷氏の担務を強調しながら苦言を呈した。仙谷氏に近い枝野幸男行政刷新担当相も、「(首相退陣の)仮定が成り立った以降のことを話したりしない方がいい」と指摘せざるを得なかった。
民主党は野党時代、民意を問うことなく首相交代を続けた自公政権を厳しく追及。仙谷氏は16日に収録されたTBSの番組で、参院選前に首相が退陣した場合の対応を問われ、ダブル選挙に言及したが、発言は首相が交代した際は衆院選で民意を問うべきだ、との原則論を語ったもの。(共同)>
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5419 仙谷担当相:閣内から批判相次ぐ 衆参同日選発言 古沢襄
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