5578 地方組織に広がる民主党離党の動き 古沢襄

ブレまくる鳩山首相、カネ疑惑が払拭できない小沢幹事長という民主党のツウ・トップに対して地方組織から反乱の兆しが出ている。内閣支持率の低下傾向も森内閣の末期を思わせるカーブを描いている。民主党の窮状を救う救世主が現れないことには、参院選の敗北は免れそうもない。
<鳩山首相と小沢幹事長に辞職などを求める申し入れ書を民主党本部に提出した同党の田中肇、塩坂源一郎、岩本一夫の3神奈川県議は14日、「定めた期限までに党本部から回答がなかった」として、離党届を提出した。民主党県連は、離党届を受理するかを含め対応を協議する考えだ。
田中氏らは11日に党本部を訪れ、鳩山首相と小沢幹事長に対し、「(金銭問題に関して)説明責任を果たし、国民の理解を得られない場合は職を辞するべき」との申し入れ書を提出。14日までに文書による回答を求めていたが、党本部からの回答はなかった。
3県議は県庁内で記者会見し、田中氏は「(党本部の)対応に失望した。このまま民主党で活動していくことはできないと」と離党の理由を述べた。県議会では、3人で新しい会派を結成する意向だが、3人が所属する「民主党・かながわクラブ」は、会派離脱を認めない構えを見せている。他党への入党については「まったくの白紙だ」(塩坂氏)と述べるにとどまった。(読売)>
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