追い風を背にして決断したのであろう。まだ三年はある衆院議員の任期をかなぐり捨てて、民主党の河上満栄衆院議員は議員辞職して、七月十一日に投票の参院選京都選挙区(定数二)から出馬する。二人区で民主党が二人擁立する小沢一郎前幹事長の方針が菅民主党でも踏襲された。
京都選挙区は自民党の谷垣総裁のお膝元である。民主党に二議席奪われたら、谷垣自民党にとってこれ以上の打撃はない。注目の京都選挙区となった。
<民主党の河上満栄衆院議員(比例近畿ブロック、当選1回)は11日、横路衆院議長に議員辞職願を提出した。14日の本会議で許可される見通しだ。
河上氏は、夏の参院選京都選挙区で、同党公認で出馬予定。小沢一郎前幹事長が2人区である京都選挙区の2人目の候補として擁立を決めた経緯がある。
民主党は昨年の衆院比例選近畿ブロックで、名簿登載者全員が当選したため、河上氏が辞職しても繰り上げ当選者がおらず、衆院で1議席を失う。欠員がブロック定員の4分の1を超えない限り、補欠選挙は行われず、衆院は欠員1となる。(読売)>
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5755 参院選出馬予定の民主・河上衆院議員が辞職願 古沢襄

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