5769 小沢側近・青木愛氏ら副幹事長が退任 古沢襄

菅政権内で”小沢外し”が静かに進行している。一方で、政権発足からおよそ一週間たった菅内閣の支持率はV字回復。12日、13日に行ったJNN世論調査で支持率は68%に上った。
内閣改造人事でも蓮舫行政刷新担当大臣、前原国土交通大臣(留任)、岡田外務大臣(留任)、仙谷官房長官など「小沢氏と距離を置く議員」を閣僚や党の役員に起用したことについては8割以上の人が評価した。
郵政改革法案の成立が今の国会で見送られたことで辞任した亀井静香氏については、「辞任はやむをえなかった」と答えた人が6割近くに上り、内閣支持率には影響しなかった。
<民主党は13日、枝野幸男幹事長と細野豪志幹事長代理を支える14人の副幹事長を内定した。小沢一郎前幹事長の辞任に伴い、樋高剛、佐藤公治、青木愛各氏ら小沢氏側近の5人は退任。代わりに菅直人首相に近い議員や非小沢氏系のグループから起用され、「脱小沢」が鮮明となった。
新任では首相側近で知られる寺田学、本多平直両氏が就任。寺田氏は首相補佐官も兼ね、首相官邸と党幹事長室のパイプ役を担う。また、野田佳彦財務相に近い手塚仁雄氏も起用された。
新体制では小沢氏時代に幹事長室に一元化した陳情方式を改め、復活する党政策調査会も窓口とする。また、「利益誘導」と批判された予算の個所付けを公表前に党組織に伝える手法は廃止する。
その他、副幹事長に内定した衆参議員は次の通り(敬称略)。奥田建、菊田真紀子、岡本充功、田名部匡代、糸川正晃、松浦大悟、吉川沙織=以上新任▽今野東、吉田治、辻恵、山根隆治=以上再任 (朝日)>
杜父魚ブログの全記事・索引リスト

コメント

タイトルとURLをコピーしました