5907 民主党参院幹事長が大敗の「総括」求める 古沢襄

菅首相はじめ民主党の執行部は、党内政局になるのを防ぐために、9月の代表選挙まで内閣改造や党役員人事を先送りするつもりでいる。12日の党役員会についても多くを語りたがらない。おとぼけ戦術に終始した。
英ロイター通信は、これに批判的な小沢グループの高嶋良充・参院幹事長の発言をあえて取り上げている。やはり早急に両院議員総会を開いて、党内の意見をオープンに求める必要があるのではないか。くさい物にフタをするやり方はいただけない。それにしても小沢一郎氏が沈黙を守っているのは何故だろうか。
<[東京 12日 ロイター] 民主党は12日午後党本部で役員会を開催、参院選の大敗を受けて早期に執行部の「総括」が必要との議論が出た。
会議後に会見した高嶋良充・参議院幹事長によると、「落選した候補者など全議員の意見を聞いて、幹事長と選挙対策委員長が中心になって総括をやろう、と私から最初に言った。全役員も(総括を)やっぱりやるべきだと述べた」という。
総括の具体的内容について、高嶋参院幹事長は、「参議院の候補者の意見も聞き、役員会で原案を作成したうえで両院議員総会で確認することになると思う」と述べた。報道されている枝野幸男幹事長らの責任問題については、「これだけの敗北を喫したのは執行部全体の責任。執行部だけでなく、参議院の選挙の留守を預かった私の責任でもあるし、全体で総括をし、その結果にもとづいて、責任問題があるなら(個別に)それで対応したらいい」と述べた。(ロイター)>
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