6283 中国外務省、船長勾留めぐり強い「対抗措置」を警告 古沢襄

米CNNは中国外務省の馬朝旭報道局長が19日、日本に勾留中の中国漁船の船長が即時、無条件で釈放されなければ、日本に対して「強い対抗措置」をとると報じた。新華社電も対抗措置による結果の責任はすべて日本が負うことになるという馬局長の談話を伝えている。
一方、前原外相は中国側が抑制された対応をとっていると見解を示したが、日中間の閣僚級以上の交流停止、航空路線増便の交渉中止、石炭関係会議の延期などの措置をとった現状をみると必ずしも抑制された対応とはいえない。そのうえ「強い対抗措置」とは何を意味するのだろうか。
<(CNN)尖閣諸島付近で海上保安庁の巡視船と衝突した中国漁船の船長が日本に勾留(こうりゅう)されている問題で、中国外務省の馬朝旭報道局長は19日、船長が即時、無条件で釈放されなければ、日本に対して「強い対抗措置」をとるとの談話を発表した。
新華社電によると、馬局長は談話で、日本側が頑固に過ちを繰り返すなら、対抗措置による結果の責任はすべて日本が負うことになると警告した。
漁船はすでに返還され、乗組員14人も帰国したが、船長は公務執行妨害の疑いで勾留されている。中国側はこれまでに、日中間の閣僚級以上の交流停止、航空路線増便の交渉中止、石炭関係会議の延期などの措置をとっている。
中国ではこの問題をめぐって反日感情が高まり、18日には北京、上海、瀋陽など各地で抗議デモが実施された。日本大使館は中国に滞在する日本人に十分な警戒を呼び掛けている。(CNN)>
杜父魚文庫

コメント

  1. dattan より:

    今日の新華社webサイトに衝突(接触)のイラストが載っている。日本側はビデオがあると言っているが、先日のヘリ墜落の件もあり本当かな?それとも公開しないのは判断が難しい映像なのだろうと解釈したほうがよさそうだ。

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