スエーデン総選挙、民族排外主義「民主党」が大躍進。19日開票されてスエーデン総選挙で、与党が第一党となるも過半数に至らず(過半数175席のうち与党=中道右派連合は172議席)、いきなり20議席を得た『民主党』との連立が予測される。
スエーデン民主党は、その名前とは異なり、イスラム教徒の移民に鋭く対立、外国人労働者排斥をスローガンとして選挙に勝った。
おなじ現象は西欧諸国に共通で、イタリアでは『北部同盟』が地域によっては30%を獲得し、ベルルスコーニ政権と連立を組んだり離れたりしている。
フランスもルペン率いる国民戦線が19%の得票でサルコジは次に連立を組む相手となる可能性もある。
オランダではナショナリズムを基軸の政党が第三党へ躍進(1020年6月選挙)、このため政局が混乱し、まだ連立政権がくめない状態。
ほかにデンマーク、ノルウェイ、オーストリアでは国政レベルにナショナリズム政党が進出している。在日中国人が80万人を突破した日本でも、こうした傾向の政党が躍進するだろう。
杜父魚文庫
コメント