6292 宮古島の平良港に米掃海艦が寄港 古沢襄

米掃海艦が沖縄県・宮古島の平良港に寄港した。米側は尖閣諸島付近で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突事件には関係がないとしているが、東支那海で海軍力を強化している中国海軍に対する牽制の狙いがあるのは明らかである。
しかし平良港前では、寄港に反対する市民らが抗議の気勢をあげたという。人数は約30人と少ない。
<米海軍佐世保基地(長崎県)に配備されている掃海艦「ディフェンダー」が21日、沖縄県・宮古島の平良港に入港した。同島に米軍艦艇が寄港するのは初めてで、沖縄の民間港への寄港は2007年以降3度目。急激に軍事力を増す中国海軍をけん制する狙いがあるとみられるが、米海軍司令部広報報道部は「日米親善や友好が目的」としている。寄港は24日まで。
在沖縄米国総領事館のレイモンド・グリーン総領事は同港内で記者会見。今回の寄港と、尖閣諸島付近で中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した事件は直接関係がないとしながらも、「この地域は戦略的にますます重要になる。われわれの存在感を示すのは大事だ」と強調した。 
米軍艦艇の民間港への寄港は、日米地位協定で認められているが、沖縄県や宮古島市は外務省を通じ自粛を求めていた。
平良港前では、寄港に反対する市民ら約30人が「平良港の軍事利用は反対」などと書かれた横断幕を掲げ、抗議の声を上げた。(時事)>
杜父魚文庫

コメント

  1. ワン太 より:

    平良港前では、寄港に反対する市民ら約30人が「平良港の軍事利用は反対」などと書かれた横断幕を掲げ、抗議の声を上げた。
    この方たちはあちゃらもんですね。
    尖閣で何が起こっているかを考えれば、ディフェンダーはまさに頼もしい戦友である。自国の利益もあってのことだろうが、アメリカはいろいろと口撃もしてくれている。助けてくれるのはうれしいが、われわれはまず自立せねばなりません。
    尖閣で手足を縛られ、チャンに海に投げ込まれた海保隊員を忘れるな。
    領土も自国民も守れぬ国が国家といえるか?!

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