6342 中国国内では「中国が完敗した」というブログ批判 古沢襄

尖閣諸島の問題で日本では菅政権の屈辱的な対中外交と非難する論調が高まっているが、中国のブログでは「中国が完敗した」という政府批判が生まれている。
その理由はいくつかあるが、①反中国の前原外相がクリントン国務長官と会談して「尖閣諸島は日本の領土と確約し、日米安保条約の対象」という確約を引き出した②日本国内の反中感情をあおることに成功している③中国政府は中国の領有権を侵害されたにもかかわらず駐日大使の召還や国交断絶の措置をとらなかった④日本政府から謝罪や賠償を引き出せない上、船長をチャーター機で自ら迎えに行っている・・・ことなどをあげている。
日中の緊張関係が長期化する兆しが出ているので、中国国内で胡錦濤国家主席や温家宝首相の対応に不満が生まれてきたといえよう。とくに軍部の強硬派に、この不満があるのではないか。
胡錦濤体制が軍部を含めて完全に権力を掌握していないという観測は以前からある。それだけに中国は日本に対して妥協を許さない対決姿勢をエスカレートしてくる危険性がある。東支那海で中国海軍が軍事演習を行って威圧的な態度に出てくることも考えておく必要があるのではないか。
杜父魚文庫

コメント

  1. 匿名 より:

    自国(中国)の不始末を他国に向かって吐き出すとか終わってますね。

  2. ワン太 より:

    盗人の3分の言い分ですか?
    地域での愛国・国防の思いの高まりはすごいです。
    政治ができないのであれば、国民が団結して行動しようと処々であつまりが開かれ始めています。
    尖閣に一歩たりとも踏み込ませない。
    もはや時間的余裕もない、自衛隊の超法規的行動を支持する声も高まっています。
    チャイナはやはり、寝た獅子を起こしてしまったようです。
    死ぬは一時です。生き恥をさらすより、同胞・子孫のためなら後悔なく喜んで死ねます。

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