6443 文科省が「婚活事業」とは、いったいなんだ 花岡信昭

NHKニュースを見ていたら、こんなのが出てきた。驚く以外にない。文部科学省が体育の日にスポーツ婚活という事業をやったのだという。詳細は下記のニュース記事を見てほしい(NHKサイトから)。
結婚というのはきわめて私的なことではなかったのか。少子化対策だかなんだか知らないが、お役所が税金を使ってやることではない。
応募して選ばれた男女がカメラの前でテニスに興じる。互いにうちとけるようにと、二人のラケットでボールを拾いあげるなどということまでやっている。彼らに恥の感覚はないのか。
NHKはこれをほのぼのとしたいいニュースとして報じている。取材した記者に恥の感覚はなかったのか。筆者が現役時代なら、デスクにこんなのはニュースの価値がないと告げて放り出していただろう。
250万円ぐらいだからいいではないかというのは通らない。税金は税金だ。こういうのこそ「事業仕分け」の対象である。繰り返すが天下の文部科学省がやることではない。やるべきことは、ほかにいくらもある。
杜父魚文庫

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