金正男・・・北朝鮮の金正日総書記の長男だが、素顔が分からない。日本の「東京ディズニーランド」や、フランスのパリ郊外のディズニーランドを訪れようとしたり世界を股にかけた”遊び人”と噂されたりする。
だが、世界の諜報機関は金正男の動きを逐一、追跡しているのは周知のことである。2001年5月1日、「金正男と見られる男性」が成田空港で入国管理局に拘束されるという事件が発生した。男は妻子を連れており、ドミニカ共和国の偽造パスポートを使用して中国名の『胖熊』という偽名で入国を図ったところを拘束・収容された。
「金正男と見られる男性」が日本に向かったという情報なのだが、イスラエルの諜報機関から警察庁に入ったといわれている。それで成田空港の入国管理局が身柄を拘束することができた。
米国のCIA情報ではない。イスラエルのモサド情報という点が気になる。モサドは世界中に在住しているユダヤ系移民の協力で、米中露英仏よりも高度の機密情報を入手するスパイ組織。それが金正男の動きを逐一、追跡しているのは何故だろうか。
ユダヤ系米人の解説だが、モサドは金正男が世界を股にかけた武器商人とみているという。こうなると”007”の世界になってしまうが、まったくあり得ない話ではない。イスラエルと敵対するアラブ諸国に金正男を介して武器が流れないか、モサドが警戒しているという。
金正男はロシアのモスクワとスイスのジュネーヴのインターナショナルスクールに留学歴があるといわれている。ロシア語、中国語、英語に堪能なのは知られているが、フランス語も喋れる。フランス滞在期間が長いのは、何かありそうだとユダヤ系米人が匂わせている。
北京とマカオを往復している金正男だが、中国共産党高級幹部の子弟たちの「太子党」と良好な関係を保ち、保守的な中国軍幹部とも良いと言われている。
「金正男とその家族がマカオ市内に住居を構え長期間滞在し、マンダリン・オリエンタルホテルなどでヨーロッパの高級ブランド品などのショッピングを楽しんでいる」という金正男イメージは、作られた虚像ではないだろうか。
杜父魚文庫
6500 イスラエルのモサドが追った金正男 古沢襄
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