10月16日、沖縄県宜野湾市で尖閣衝突事件について、領海侵犯、違法操業の再発防止を求める集会が開催され、石垣島、与那国島の自治体首長、漁協関係者など実に約700名が集まった。もはやこのままでは地元の生活を守ることができない、
行政区画に首長が行けないということはどういうことなのか、生命的危機感など切実な声が上がったという。これを政府はどう受けとめるのか。これらの声に応えようとしないならば、先の事件は何度でも繰り返されるだろう。
●【尖閣衝突事件】漁民ら「安心して操業させて」 沖縄・宜野湾で集会
尖閣諸島などの国境周辺海域で、安心して操業できるよう訴える与那国町漁協の中島勝治組合長=16日午後、沖縄県宜野湾市 中国漁船衝突事件に絡み、尖閣諸島周辺での領海侵犯や違法操業の再発防止を求める集会が沖縄県宜野湾市であり、石垣島や与那国島などの自治体の首長や漁民らが「安心して操業させてほしい」と、集まった約700人を前に訴えた。
中山義隆石垣市長は「尖閣諸島は市の行政区画だが、市長でも上陸できない」と説明。下地敏彦宮古島市長は「尖閣の問題は、国の主権が侵されていることを受け止めて行動しなければならない」と強調した。
国境周辺の海域で操業する与那国町漁協の中島勝治組合長は「台湾や中国に拿捕されたら、大丈夫なのか」と疑問を呈した。 [産経ニュース 2010.10.16 20:33より抜粋]
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6512 「安心して操業させて」と漁民700人集会 丸山公紀

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