”柳腰・官房長官”の仙谷氏は、中国に対して厳しい発言を続ける前原外相を擁護する姿勢に転じた。「前原氏は中国との戦略的互恵関係を充実するのは一朝一夕にできず、双方の血のにじむ努力が必要だという観点で話している。お互い片言隻句をとらえて過剰に反応せず、ゆとりのある気持ちで日中関係を作るべきだ」と記者会見で述べた。
また22日の参院議運委員会理事会に出席した仙谷官房長官は、自らの国会答弁について「不適切な答弁があった」と陳謝。もっとも記者会見では、どの点が不適切だったか、の質問には「ノーコメント」で逃げた。
こわもての仙谷官房長官だが、この日ばかりは低姿勢。蓮舫行政刷新担当相が国会議事堂内でファッション雑誌の写真撮影をしたことについても「国会内の議員活動の範囲を超え、本人の答弁も不適切だった。厳重に注意し、本人も反省している」とひたすら陳謝。
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