「事実に反した答弁があったほか、委員会運営に異を唱え、政府参考人に圧力を加えたと思われても仕方がない不適切な答弁があったと認め、陳謝します」・・・仙谷官房長官の謝罪の弁。しかし補正予算案を成立させるために”ならぬ堪忍、するが堪忍”の口惜しさが滲み出ていた。
人気者・蓮舫行政刷新相も「院内での議員活動の範囲を超えたものであった」・・・と謝ったが、国会内でファッション誌の撮影に応じたことが、これほどの問題になるとは”想定外”だったろう。
衆院北海道5区補選での大敗北など菅政権の失速が顕著となっている。三度目のV字回復があるだろうか。それは小沢一郎元代表を国会に喚問して、民主党政権が”カネと政治”から決別し、クリーンな政権だと精一杯訴えることしかない。
菅首相はおっかなビックリ、自ら小沢氏の首に鈴をつけるつもりはサラサラない。「党に任せる」とボールを投げられた岡田幹事長とて小沢氏に会える見通しが立たないでいる。会えても小沢氏が自発的に国会喚問に応じてくれる可能性はない。
八方塞がりの菅政権にとって、”小沢頼み”が最後の望みの綱となった。小沢氏にしてみれば、”脱小沢”とさらし者にされて、いまさら菅内閣の苦境を訴えられても、オイソレと救いの救命具を投げる気にはならない。かくて秋の夜は更けていく。厳寒の冬が間近い。
杜父魚文庫
6538 弱り目の菅政権の苦悩 古沢襄
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