習近平は「保守的、官僚的ですべてに慎重な理由は」?ワシントンポストは次期指導者に辛辣な評価。ワシントンポストは10月24日付けで中国の次期指導者・習近平を「大胆な改革は出来ない」と辛辣に切り捨てていることが分かった。
特権を享受し、私腹を肥やす風には見えないが、一時いわれたほど「ミスター清潔」とも言えないだろう、と。「1963年に父が失脚し、習近平自身は十代で七年間下放され、困窮した。だから彼の本能は生き延びることであり、したがって今後の彼の政治は、大胆ではなく、官僚臭の強い、保守的なモノになるだろう。(ヴィジョンのなさは)毛沢東、トウ小平どころか江沢民にも及ばない」。
おりから温家宝首相の唱える「政治改革」は五中全会では議論にならず、人民日報は暗喩的に温の政治改革路線を批判している。
温家宝首相が西側の「TIME」などの独占インタビューに応じて中国の民主化への長い道のりを語っていることも、党内左派、保守派からは敵意をもって迎えられているようだ。
台湾の評価は「習は福建省省長時代に台湾企業の誘致に熱心であり、市場と資本のシステムを理解できている」として、これからも中台間のビジネス拡大には前向きだろうという財界人の声が大きくなっている。
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@@@@@@@@@@@@@ 読者の声 @@@@@@@@@@@@@@
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(読者の声)習近平について、「中国のゴルバチョフ」などという観測がなされているようですが、その一方で、「太子党だが、文革で苦労した経験を持つ苦労人の庶民派」などという絵にかいたモチのような希望的観測もマスコミを通じて流れています。
ここで胡錦濤が登場した2002年を思い返してみると、当時、マスコミや研究者は胡錦濤を「民主派」として報じ、中には胡の時代に共産党の国民政党化が進むようなアホな観測までありました。
あれから8年。胡は民主派でもないし、共産党が国民政党化したわけでも、彼がそのために”尽力”したわけでもなく中華共産帝国の皇帝たらんと悪戦苦闘を重ねただけです。
宮崎さんが指摘されているように、彼らの背景には血で血を洗う権力闘争と猛烈な利権争いがあることを忘れるべきではないのです。北京の指導者に対し、如何なる意味でも”期待”を持つべきではないと強く思います。(易原、愛知)
(宮崎正弘のコメント)しかし、日本のチャイナウォッチャーも千差万別で、井戸の中の蛙のような視野狭窄の議論をする人、中国がつねに正しいと思いこんでいる人、なんとなく中国に負い目を感じている学者らが、マスコミ主流でコメントしたりしており、日本における中国理解はまだまだ底の浅い、近視眼的で位負けしたものです。
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6554 Wポストが習近平に辛辣な評価 宮崎正弘
宮崎正弘
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