6594 ロイターも米中間選挙、共和党が下院で過半数奪還の見通し　古沢襄

英ロイター通信社も二日の米中間選挙で共和党が下院で過半数奪還の見通しと報じた。さらに二年後の２０１２年の次期大統領選挙にオバマ氏が出馬した場合、５２％が再選されないと予想した。
日本時間の二日夕方から投票が始まる米中間選挙は、オバマ政権の経済政策に不満を持つ米国民の批判が予想以上に高く、全米で民主党が退潮傾向をみせている。今回の中間選挙では、下院の全４３５議席と、上院１００議席のうち３７議席が改選されるが、上院では民主党が辛くも過半数を維持する見通し。
＜［ワシントン　１日　ロイター］　ロイターと調査会社Ｉｐｓｏｓが行った調査で、２日に実施される米中間選挙の結果、議会下院で共和党が民主党から過半数を奪還するとの予想が示された。
１日に公表された同調査の結果によると、共和党候補に投票すると回答した有権者は５０％だったのに対し、民主党候補に投票すると回答したのは４４％となった。これに基づくと、下院の獲得議席数は共和党が２３１議席、民主党が２０４議席となる。
ただＩｐｓｏｓのクリフ・ヤング氏によると、上院では民主党が５３議席対４７議席、もしくは５２議席対４８議席で、過半数を維持するもよう。　
オバマ大統領のこれまでの政策を支持するとの回答は４５％となり、５１％が支持しないと回答した。また、２０１２年の次期大統領選挙にオバマ氏が出馬した場合、５２％が再選されないと予想。支持政党別では、共和党支持者の７５％が再選されないと予想。民主党支持者では３４％が再選されないと予想した。
今回の中間選挙では、下院の全４３５議席と、上院１００議席のうち３７議席が改選される。現在は民主党が上下両院で過半数を握っている。
調査は８９３人の有権者登録を行った有権者を含む１０７５人の成人を対象に、１０月２８─３１日に実施された。（ロイター）＞
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