6614 尖閣ビデオは何故、編集されなければならなかったのか 丸山公紀

ここに来て、今度は中国漁船事件のビデオ公開を一部にするか全面公開するか問題よりも、公開すべきビデオが改竄、編集されている可能性の方が俄然、問題になってきている。報道によれば6分間のビデオ内容だけでも漁船が明らかに「衝突目的」を持って速力を上げ、左カジに切った事実は明らかとなっているが、何故、2時間に及ぶビデオを全て公開しなかったのか、そちらの方が気になる。
公開すべきビデオ内容が編集されているとすれば、削除された部分にこそに重大な真実が移されていると考えるのが常識である。
ここまでくると、政府・民主党が普段言っている、徹底した情報公開は自ら否定することなる。この根幹を間違えると、それこそ政権は命とりになるのではなかろうか。どこまで国民を欺けば気がすむのか。「断末魔」の様相となってきたように思うのは小生だけではあるまい。
[産経ニュース 2010.10.28 11:15より抜粋]
●【尖閣ビデオ】自民が全編2時間の提出を要求へ 「改竄の可能性も」
自民党は28日午前、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、政府が国会に提出したビデオ映像は編集され不十分だとして、映像全編の提出を衆院法務委員会で求める方針を決めた。佐藤勉国対委員長代理が記者会見で明らかにした。中国人船長の釈放を判断したとされる那覇地検幹部の国会招致も法務委で求める。
政府が27日、衆院予算委員会の要求に応じて衆院に提出したビデオ映像は、約6分間とされる。自民党国対幹部は「海上保安庁が撮影した映像は約2時間あるという。誰が編集したかも分からず、改竄(かいざん)された可能性もある」と述べた。(以下略)
●仙谷氏、映像「数種類あり…」と部分公開示唆 改竄の指摘には「一切ない」
仙谷由人官房長官は28日午前の参院内閣委員会で、国会に提出された沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像に関し、「(海上保安庁から)那覇地検に送られたビデオは数種類あるのだろう。(公開が)相当だという範囲を那覇地検が判断して出された」と語り、映像が全面的に公開されたわけではないとの認識を示した。
仙谷氏はその理由について、横路孝弘衆院議長からの記録提出要求がすべての映像を対象としていなかったからだと指摘。自民党から映像を編集したとの声が上がっていることに対しては「改竄(かいざん)などは一切ない」と否定した。(以下略)
杜父魚文庫

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