6655 民主党内にビデオ公開の動き 古沢襄

尖閣ビデオの公開について、仙谷官房長官は頑なに拒否しているが、民主党の輿石東参院議員会長は「公開を前提に考えていけばいい」との意向を表明した。民主党内では小沢一郎氏や西岡参院議長も同じ意見だという。
党内で仙谷氏に批判的な実力者が、公開の方向に傾いているのは注目すべき動きといえる。輿石氏はさらに「政府の対応も海上保安官の捜査や事態の推移とともに変わってくると思う」と意味深長な発言をしている。
<民主党の輿石東参院議員会長は11日の記者会見で、中国漁船衝突事件のビデオ映像について「公開を前提に考えていけばいい」と述べた。政府は流出事件の発生後も公開には慎重だが、輿石氏は「政府の対応も海上保安官の捜査や事態の推移とともに変わってくると思う」と語った。(毎日)>
杜父魚文庫

コメント

  1. rokubeisan より:

    自分はビデオの投稿を支持し機密漏洩には当たらないと考えますが、名乗り出た海上保安官のメモが明らかになり、「かくすれば かくなるものと知りながら」の行動だったとその心情を理解しました。一方、対中密約の存在が浮上してきたようです。「ビデオを公開しない、沖縄県知事の尖閣訪問をさせない」と官房長官が約したと報じられ始めました。ビデオも、逮捕する段階のシーン、逮捕されてからの映像が全く公開されていません。それらの映像を踏まえてこの内閣は裁かれるべきだと思います。責任のとり方とらせ方も変です。その一事をもって、この政権はもちません。このブログだけが優しく厳しく真実に迫っているような気がしてます。

  2. 怒れる1人の男 より:

    世論の空気を読み、立ち位置を変える日和見です。
    多数の勢いに紛れ込み、自らの延命を図ろうとしているものの所詮、彼らは一蓮托生。 
    自壊するのみ。
    それにしても、野党時代にはあれだけ言っておきながら、自分の場合は無視、だんまりとは。
    政権担当能力以前の問題。
    人間としてきわめて卑しいと言うしかない。
    この程度の連中に騙された国民も大いに反省の必要あり。

  3. Ken より:

    “38”を考えてみました。沖縄返還から38年がたちます。この間海上保安庁は大変な苦労をして日本の沿岸警備をしてきました。私達国民はあまり知りません。一方沖縄では米国時代は安全操業が出来ていたのが返還後は出来なくなってしまった。この方はこの海の保安に責任を人一倍感じていた。その発露がビデオ公開となったと思うのです。私は彼は“憂国の士”であると思います。

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