6798 韓国軍も日米演習にオブザーバー参加? 古沢襄

あすから実施される日米統合軍事演習に韓国軍もオブザーバーとして参加する可能性がある。米ブルームバーグが伝えた。
この軍事演習には陸海空自衛隊からは約3万4100名の兵員、艦艇約40隻、航空機約250機が、米軍からは約1万400名の兵員、艦艇約20隻、航空機約150機が参加する。弾道ミサイル対処と南西海域での島しょ防衛維持が目的だが、沖縄周辺を含む日本周辺空海域で実戦さながらの軍事演習が行われる。
米原子力空母「ジョージ・ワシントン」や弾道ミサイルを撃ち落とす能力を備えたイージス艦も加わる海上作戦は、四国南方海域、九州西方周辺海域および沖縄東方周辺海域で実施されるという。
<12月2日(ブルームバーグ):日米両国は3日から10日までの日程で、弾道ミサイルと南西海域での島しょ防衛の維持、向上を目指す陸海空部隊の合同演習を実施する。予定されていた演習だが、北朝鮮による韓国・延坪島への砲撃事件を受け11月28日から12月1日まで行われた黄海での米韓合同演習に続くもので、韓国もオブサーバー参加で調整しているとの報道もある。
防衛省によると、日本周辺空海域と沖縄周辺を含む演習には、陸海空自衛隊からは人員約3万4100名、艦艇約40隻、航空機約250機が、米軍からは人員約1万400名、艦艇約20隻、航空機約150機が参加する。米軍艦艇には米韓合同演習にも参加した原子力空母「ジョージ・ワシントン」が参加するという。また、弾道ミサイルを撃ち落とす能力を備えたイージス艦も加わる。
日中関係は中国漁船と海上保安庁の巡視船との衝突事件以来、ぎくしゃくした状態が続いているが、日米演習の海上作戦は、四国南方海域、九州西方周辺海域および沖縄東方周辺海域で実施される。
一方、共同通信は2日、日米合同演習に韓国軍がオブザーバーとして参加する方向で最終調整していることが分かったと、複数の日韓関係筋の情報を下に報じた。
仙谷由人官房長官は同日午前の会見で、この報道について「東アジアの平和と安定にとって、日米、さらに日米韓3カ国の協力連携を推進していくことは重要と考えている」と指摘。ただ、「オブザーバー問題があるかどうか、相手側の関係もあることなので、私の口からは答えることを差し控える」と述べた。(ブルームバーグ)>
杜父魚文庫

コメント

タイトルとURLをコピーしました