怖いもの見たさなのであろうか。北朝鮮の延坪島砲撃後、日本人の韓国を訪れる観光客が増加しているという。中国人の観光客は半減している。韓国の中央日報が伝えているが、戦争体験のない戦後世代にとっては、戦争をテレビのゲーム感覚で見ているということなのかもしれない。
延坪島が攻撃された11月23日以降に韓国を訪れた日本人観光客は一日平均9749人、先月1-22日に比べ7.7%増加したというから驚きである。
韓国海兵隊は黄海沖の北方限界線〈NLL〉近くにある西海五島周辺で海上射撃訓練を6日ごろから実施する話がある。米原子力空母ジョージ・ワシントンが沖縄海域で実施されている日米統合軍事演習で黄海海域から去った後なので、鬼のいぬ間と、北朝鮮の海岸砲か延坪島などを攻撃する可能性がある。
それなのに一日に一万人近い日本人観光客が韓国に押し寄せるというのは、戦争は韓国と北朝鮮の問題で日本人には”関係ナーイ”ということなのだろうか。
<北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)攻撃後、韓国を訪問する中国人観光客は減少した半面、日本人観光客はむしろ増えたことが分かった。
2日の韓国観光公社北京支社によると、砲撃後、中国では団体観光客の予約キャンセルが相次いでいる。上海のSAL旅行会社は1週間に200人ほどだった韓国訪問客が最近は100人程度に減ったという。
一方、先月23日以降に韓国を訪れた日本人観光客は一日平均9749人で、先月1-22日に比べ7.7%増加した。観光公社の関係者は「団体観光がやや減ったが、個人旅行客がこれを埋めたようだ」と分析した。(中央日報)>
杜父魚文庫
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