6913 実弾射撃演習が終了 北朝鮮からの砲撃なし 古沢襄

延坪島での実弾射撃演習が二十日午後四時過ぎに終了した。延坪島から英ロイター通信は「北朝鮮からの砲撃はなかったもよう」と伝えてきた。北朝鮮軍が反撃に出れば、韓国軍はF15戦闘機やミサイルで攻撃基地に対してピンポイントで反撃を加える構えをとっていたから、あえて火の中に飛び込む愚かさをとらなかったのであろう。
とはいえ北朝鮮は韓国軍が実弾射撃演習を実施すれば、以前を上回る打撃を与えるとテレビを通じて警告していた。このままおとなしく引っ込んでいるとは思えない。韓国軍も引き続き警戒態勢を維持している。黄海の緊張状態はいぜんとして残ったままである。
<[延坪島(韓国) 20日 ロイター] 韓国国防省によると、延坪島での実弾射撃演習が終了した。現地のロイター記者によると、演習は約2時間続いた。北朝鮮からの砲撃はなかったもよう。
韓国軍当局者は、射撃訓練を現地時間20日午後2時半(日本時間同)から開始したことを発表。ロイターの記者も同島で砲撃音を確認した。
訓練は当初、18日にも始まる予定だったが、悪天候のために延期されていた。北朝鮮側は、訓練が実施されれば再び攻撃を行うと強く警告している。(ロイター)>
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