7004 西岡参院議長が「菅・仙谷には国を任せられない」 古沢襄

三権の長である西岡参院議長が菅首相や仙谷氏の政権運営を月刊誌「文芸春秋」2月号で厳しく批判した。「菅・仙谷には国を任せられない」と言い切っている。国士風の西岡氏だから、、首相の言動は「あまりにも思いつきで物を言うことが多すぎる」と我慢がならないらしい。
仙谷官房長官については「信じがたい行動や答弁が随所に見られ、官房長官として不適格だ。議長として参院の権威を守る立場からも、断固として臨む。(内閣改造での他の)閣僚への横滑りは受け入れられない」と閣僚辞任を求めた。
批判された仙谷氏は記者会見で「自分は西岡先生のように成熟度の高い政治家だと自負しているわけではない。非常に未熟な所が多々あることは謙虚に認める」と神妙。腹の中では「余計なお世話だ」と舌打ちしているのに違いないのだが・・・。
<仙谷官房長官は7日午前の記者会見で、西岡参院議長が月刊誌に寄せた手記で菅首相や仙谷氏の政権運営を批判していることについて「自分は西岡先生のように成熟度の高い政治家だと自負しているわけではない。非常に未熟な所が多々あることは謙虚に認める」と述べた。
一方で「(西岡氏は)国権の最高機関の長だから、憲法論や権力論が(手記で)どのように述べられているのか。そのことを多くの国民と歴史が評価するだろう」とも述べ、西岡氏が参院での問責などを理由に仙谷氏の辞任を公然と求めたことを批判した。(読売)
西岡参院議長が8日発売の月刊誌「文芸春秋」2月号に、「菅・仙谷には国を任せられない」と題し、菅首相と仙谷官房長官を厳しく批判する手記を寄稿していることが6日、わかった。与党出身の議長が首相らを雑誌で批判するのは異例だ。
手記では、国営諫早湾干拓事業を巡る訴訟で福岡高裁判決への上告を断念した例を挙げ、首相の言動を「あまりにも思いつきで物を言うことが多すぎる」と非難した。そのうえで、仙谷氏も含め、「国家観、政治哲学を欠いたままでは、国を担う資格なし、と言わざるを得ない」と酷評した。
西岡氏は6日、長崎市で記者会見し、参院で問責決議が可決された仙谷氏について、「信じがたい行動や答弁が随所に見られ、官房長官として不適格だ。議長として参院の権威を守る立場からも、断固として臨む。(内閣改造での他の)閣僚への横滑りは受け入れられない」と述べ、閣僚を辞任すべきだと明言した。(読売)>
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