二月十五日には海外31カ国の邦人からアクセスがあった。United States(米国)China(中国)Australia(豪州)Canada(カナダ)South Korea(韓国)Singapore(シンガポール)Thailand(タイ)Indonesia(インドネシア)Philippines(フィリピン)Germany(ドイツ)India(インド)France(フランス)United Kingdom(英国)Algeria(アルジエリア)Denmark(デンマーク)Brazil(ブラジル)Botswana(ボツワナ)Qatar(カタール)Netherlands(オランダ)Belgium(ベルギー)Jordan(ヨルダン)New Zealand(ニュージーランド)Taiwan(タイワン)Sweden(スエーデン)Slovakia(スロバキア)Finland(フィンランド)Tunisia(チュニジア)Kyrgyzstan(キルギス)Mali(マリ)Mexico(メキシコ)の31カ国である。
チュニジア、エジプトに端を発した動乱の兆しはまだ先行きがみえない。Kyrgyzstan(キルギス)は首都Bishkek(ビシュケク)からのアクセスだったが、外務省の危険情報で次ぎように警告を発している。中東だけでなく中央アジアにも動乱の波が押し寄せている。日本にいると世界の緊迫した鼓動が伝わってこない。
(1)キルギスでは、2010年4月、首都ビシュケク市や北西部タラス市を中心に発生した政変により、バキーエフ前大統領が国外に出国し、野党連立による暫定政府が発足しました。その後、同年6月に国民投票を経て
新憲法が採択され、10月の議会選挙の成立を受けて議会が活動を再開させ、12月に新内閣が発足しました。
国内では、政変以降、首都ビシュケク市、南部のオシュ州やジャララバード州において、政府に反対する一部勢力及び国民生活に不満を有する人々により集会・デモ等が行われています。
こうした中、ビシュケク市では、2010年11月から12月にかけ、政府施設等を標的とした爆弾テロ事件(未遂事件等を含む)が連続的に発生しました。また、2011年1月4日には、これら事件を計画したとみられるグループの潜伏先を警察が捜索した際に銃撃戦に発展し、警察官3人が射殺されたほか、翌5日には、ビシュケク市郊外の民家に潜伏していた同グループを治安部隊が発見、容疑者2人を射殺し、1人を拘束する事件が発生するなど、国内には依然としてテロの脅威が存在しています。
(2)キルギス南部地域は、以前からイスラム過激派武装勢力の移動経路、麻薬密輸グループによる麻薬の運搬経路とされているほか、隣国のウズベキスタン及びタジキスタンと領土係争中の地域の一部には、地雷が敷設されているおそれがあります。同地域は、治安が不安定であり、近隣のアフガニスタン情勢が依然混迷していることに加え、中央アジア諸国の国境管理体制が脆弱であることから、不測の事態に備えた注意が必要です。
キルギス政府は、周辺国と連携してイスラム過激派武装勢力の摘発を進めており、2010年においても、国内各地で取締りが行われました。特に、南部では、治安部隊による特別作戦が複数回実施され、多数の関係者が拘束されるとともに、大量の武器・弾薬等が押収されました。その後も、治安部隊とイスラム過激派との衝突が散発するなど、依然として不安定な状況が続いています。
また、オシュ州及びその隣接のジャララバード州では、2010年6月、キルギス系住民及びウズベク系住民の若者の間で衝突が発生し、これを発端として銃撃戦を伴う民族衝突に発展しました。両州では、暴徒により、商業施設やウズベク系住民の民家等への略奪・破壊・放火が行われ、約400人の死者と多数の負傷者が発生しました。
脳天気にエジプト・ギザの三大ピラミッド観光に行くのは、しばらくは見合わせてほしい。平和ボケを海外でさらけ出すことになる。
杜父魚文庫
7250 世界31カ国からアクセスしてきている 古沢襄
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