7349 外国人労働者がエジプト、チュニジア国境へ殺到　宮崎正弘

リビア国境の大混乱、外国人労働者がエジプト、チュニジア国境へ殺到。１４万人がチュニジア入管前のテント村へ。エジプトでは６万９千人が通過。
チュニジア国境へ押し寄せた外国人労働者は主としてナイジェリア、スーダンからの出稼ぎ、なかに「ネパール、バングラデシュからの出稼ぎも混じる。テントは１００００しかなく、寝袋なしで砂漠に寝ている。水が圧倒的に不足している」（アルジャジーラ、３月２日）。
一様にトリポリで始まった内戦から逃れてきた外国人だが、チャド人の傭兵も紛れ込んでいるため、とくにチャド国籍難民の検査がチュニジアでは厳しいという。
過去十日間で、この国境から７万５千人がチュニジアへはいった。
エジプト国境では過去十日間だけで６９０００人がリビアからエジプトへ入った。大混乱は納まっている模様。
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