日経平均株価が一万円の大台を割ったのも束の間、15日午前の東京株式市場で9000円を割り込んだ。マーケットでは、福島原発事故への恐怖感から現物、先物ともに投げ売りが出ている。
この日、菅首相は早朝から東電本社に乗り込んで、東電の後手に回る対応を怒鳴りつけた。福島原発の爆発事故をテレビで放映しているのに、一時間待っても東電から報告が入らなかったという。その怒鳴りつけている最中に東京株式市場での9000円割れ。
<[東京 15日 ロイター]午前の東京株式市場では、日経平均株価が大幅に下落し、半年ぶりに一時9000円を割り込んだ。先物は大商い。市場では、福島原発事故への恐怖感から現物、先物ともに投げ売りが出ているという。
市場では「大量の先物売りが裁定解消売りも誘発している。原発の事故さえ落ち着けば反発が予想されるが、この状況では割安感があっても手が出ない」(大手証券)との声が出ている。(ロイター)>
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7430 日経平均株価が9000円を割り込む 古沢襄

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