7630 岡田幹事長のお膝元で接戦の三重県知事選  古沢襄

民主党の岡田幹事長のお膝元で4月10日投開票の三重県知事選はまったく予断を許さないデッドヒートを演じている。お隣の衆院愛知6区補欠選挙で民主党は候補者を立てられずに不戦敗を喫したばかり。民主党の牙城・愛知での不戦敗だから、党内では「幹事長の責任は大きい」と岡田幹事長を批判する声がくすぶっている。
もしお膝元で民主党の推薦候補が敗れることにでもなれば、幹事長批判は公然化する。
選挙は鈴木英敬氏(36)=自民、みんなの党推薦=と松田直久氏(56)=民主推薦=の事実上の一騎討ちになった。毎日は「鈴木氏がやや先行し、松田氏が追い上げている」とみた。産経は「序盤は松田氏が知名度のある県中部などでやや先行した。だが自民、みんなの党推薦の鈴木氏は36歳の若さをアピール、無党派層も取り込み始めており、激しく追い込んでいる」と別の見方。
しかし、どちらも予断を許さない接戦という見方では一致している。岡田幹事長にとっては負けられない三重県知事選となっている。
杜父魚文庫

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