7638 三重県知事選を注目している 古沢襄

十日は統一地方選前半戦だが、私は三重県知事選を注目している。民主党の岡田幹事長のお膝元ということもあるが、いずれも無所属新人で、前津市長の松田直久さん(56)=民主推薦=、旧津市議の岡野恵美さん(58)=共産推薦=、元経済産業省課長補佐の鈴木英敬さん(36)=自民、みんなの党推薦=が立候補している。
全国でも数少ない民主党と自民を中心とする非民主の対決を軸とする三つどもえの構図。与野党の第1党が激突するのは16年ぶりの選挙となった。
鈴木氏の陣営は、石原伸晃・自民党幹事長や坂口力・公明党副代表、塩崎恭久・元官房長官、中谷元・元防衛庁長官、小池百合子・自民党総務会長、小泉進次郎衆院議員らが続々と応援に入り、「全国最年少の知事を誕生させ、三重から日本を変えよう」と呼びかけた。
一方、民主党は東日本大災害の対応に当たるため、閣僚クラスの派手な応援は自粛し、三重県選出の議員を中心とした支援という対照的な選挙戦に出ていた。どちらが選挙民の支持を得るのか興味深い。この選挙で民主党が勝てば、二十四日の後半戦選挙でも民主党は同じ戦術をとるのではないか。
共産党は原発廃止を訴えたが、これもどれだけの賛同票を集めるのか?これまでにない統一地方選挙となっている。
杜父魚文庫

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