久しぶりにキーボードの前に来た。菅とその内閣と、五百旗頭真という人が議長という「復興構想会議」が、「増税、増税」と言い出した。
この五百旗頭という人物は、学生時代に私の過ごした大文字山麓の学生寮に住んでいたので、その行状を仄聞している(私が入寮したときには既に卒寮していたので仄聞だ)。
卒寮生で彼に彼女を盗られて泣いているやつがおる。もっとも、その泣いている奴は、決してもてるタイプではないから仕方がないが、
けっしてもてるタイプでない「ぶおとこ」が、かろうじてつき合うことができた女性を奪うのは、同じ学生寮に住む男のすることではない。もののあはれ、惻隠の情、武士の情け、義理と人情のすべてない奴のすることだ。
その後、この人物は、自分を防衛大学校校長に任命した総理の靖国参拝を批判したりして、いよいよ反日的左翼であることが明らかになった。そして、この度は、菅に任命されて「復興構想会議」の議長になっている。そして、菅の代わりに「増税論」をブチ挙げておぼえめでたき出発をした。
世渡りの上手い反日の典型である。同じ学生寮出身の、無骨な右翼、福井県立大学教授の島田洋一が嘆いているだろう。
そこで本論に戻る。増税を提唱する「復興構想会議」など無い。あるのは「衰亡構想会議」だ。三月十一日の、巨大地震、巨大津波それに続く福島原発事故は、確かに我が国経済にダメージを与えている。しかし、この度の地震と津波と原発事故以上のダメージを与えるものは、増税である。
天災は、我が国を殺さない。むしろ、国民が何糞と立ち上がる契機となり、為政者の適切な決断による復興需要の増大は、我が国のみならず世界経済に総需要の拡大という繁栄をもたらす。
しかし、人災は、我が国を衰亡させる。増税は衰亡への最大の人災となる。
そこで言う。菅という人物は、被災地を訪れ、口だけで「全力を尽くします」、「頑張って下さい」と言っているが、情と内実がない。
菅氏は、災害発生から今まで、国家のために機能させるべき官僚組織を、マスコミ(国民)に隠れて怒鳴り散らし、小姑のように非難しているだけで、適切な決断ができず、馬鹿な視察を繰り返して現場の邪魔をするだけで、その為に、枝野官房長官とともにいたずらに風評被害の発生源となってきた。
従って、彼はアホで無能だと思ってきた方も多いと思う。私もはじめは、こいつは絵に描いたようなアホだと思ってきた。
しかし、この考えは訂正しなければならない。この我が国の国旗「日の丸」と国歌「君が代」に反対し自国民を拉致した主犯格の大物北朝鮮工作員を救うために嘆願署名し、自国の英霊を敵視して追悼せず、朝鮮には日韓併合は誤りと謝罪してきた菅という人物は、確信的に日本を衰亡させようとしている。
彼は、確信犯である。そして、今、この度の大災害を人質にして総理に居座り、同じく反日的思想の持ち主である「衰亡構想会議」議長と組んで、津波より怖ろしい「増税」という衝撃によって日本経済を衰亡させようとしている。
こいつは、リビヤのカダフィーよりまだ悪い。カダフィーは反リビヤではなく自国を愛し部族の伝統を誇りとしている。しかし、カンは、我が国の国旗と国歌を否定している愛国心なき反日である。
昨日二十一日午後三時四十五分頃、大田区の蒲田駅前で街頭演説をした。大田区には、「猫に鰹節、大田区に犬伏」といわれる犬伏秀一という区会議員の同志がいる。此の同志の応援演説をしたのだ。
犬伏の演説に、駅前で立ち止まり拍手する人が増えてきた。その次に、私がマイクを持った。「国政選挙無き今、此の区議会選挙で皆さんの菅内閣への評価を顕してほしい。従って、此の区議会選挙には二つの目的がある。まず、第二の目的から、それは、此の大田区から候補者には何の恨みもないが、いやしくも菅の民主党の公認をえている者を当選させず民主党を絶滅させてほしい。
そして、第一の目的は、この真の保守の同志である犬伏秀一をトップで当選させていただきたい」・・・拍手喝采であった。
続いて、犬伏は航空自衛隊出身で予備自衛官であるので、次のように言った。「地震が襲ってから直ちに被災地に入って現在も活動している十万の自衛官が当初持たされる携帯食料は、何日分だと思われますか。たった、2~3日分です。彼らは、空腹と戦いながら、救助活動を行っているのです。彼らは屋根の下で寝ているのではないのです。
何故こうなっているのか。菅内閣によると、彼らは暴力装置であり、また、レンホウとか言う日本人でない名前を持つバッタのような顔をした女の「仕分け」により装備費を削減されているからです。
しかも、此の悪条件下の激職の中で、旭川の第二師団から派遣された妻子ある五十一歳の陸曹長が死亡しました。しかし、菅内閣は未だに彼を殉職とは認めないのだー。
一体、このようなことが許されてよいはずがありません。皆さん、菅内閣打倒の意思を、此の選挙でぶつけて下さい」・・・またも拍手だった。まず、菅とその民主党内閣の打倒、これが国民の意思だと確信した。
よって、我が国家の再興は、政界や何々審議会や何々構想会議からではなく、確信的反日左翼である菅内閣を打倒できる日本国民の中から起こると確信して堺に帰った。
杜父魚文庫
7728 大災害を人質にとっている国賊集団 西村眞悟

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