カダフィの軍事拠点の40%を反政府が制圧した(マケイン上院議員が現地で)。CIAの無人攻撃機ドローンもリビア反政府軍に連携し投入。
オバマ政権はまたまた態度を変えた。
カダフィ体制の転覆は望まないとしていたのに、仏独伊がNATO空軍攻撃をエスカレートさせ、軍事顧問団を英国もベンガジの反カダフィ政府軍に派遣したとなると、バスに乗り遅れるな、とばかりに積極姿勢に転換した。
共和党の有力議員でオバマの対抗馬だったジョン・マケイン上院議員が現地入りし、「すでにカダフィの軍事拠点の40%を反政府が抑えた」と語った。
オバマ政権はこれまで抑止してきた無人攻撃機ドローンの投入を決めた。ドローンはパキスタン、アフガニスタンで活躍しているが、運用はCIAが海兵隊と連携しておこなっている。リビアの戦雲、風向きが変わった。
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読者の声 どくしゃのこえ ドクシャノコエ DOKUSHANOKOE
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(読者の声)震災(事故発生)後、多くのマスコミが原発(や東電)に対する反感を煽っていますが、ならば、なぜ原発を大々的に推進しようとしていた菅・民主党政権のことを非難しないのでしょうか?これは全くおかしな態度です。
特に菅政権になってからは、国内での推進だけでなく、海外への売り込み(ビジネス)にまで加担していたのですから、反原発の立場に立つのであれば、何よりもまず菅政権を批判すべきでしょう。なのに、しない、このおかしさ!
今、原発になっているマスコミは、以前は反原発だったところが多いと思います。
それが、地球温暖化説という怪しげな仮説が出てきてから“中立やや賛成寄り”になり、民主党政権になってからは“ほぼ賛成一色”になりました。なんだか、冷戦時代の「ソ連の核はクリーン」を彷彿とさせるような態度ですが、反原発を説くのなら、まずマスコミ自身が「反省」・「謝罪」すべきでしょう。(ともにマスコミが歴史問題で振り回したがる用語。)
そもそもサヨクである菅・民主党政権が原発推進だったというのが、今になってみると、不自然極まることだったと思います。しかも(と言うべきか「それが証拠に」と言うべきか…)、推進するのに安全性向上や事故対応などの努力は、全くやっていなかった(だから、こんな事態になってしまった!)ではありませんか。
それだけでも大いに非難を浴びるべきなのに、マスコミは反原発と反東電に終始。やはり“類は友を呼ぶ”ではないかと思います。
ついでにマスコミのおかしさをもう一つ。「“想定外”など許されない!」と煽っておりますが、そもそも想定外になったのは、無能で税金泥棒の学者や気象庁などが今回のような大地震を予測できなかったからではありませんか?
なのに、そちらへの批判はゼロ。それどころかTVに出演させ(ギャラも払っているのでは?)呆れた権威主義ぶり。やはりサヨクには権威主義が多いということでしょうか?(T.T)
(宮崎正弘のコメント)ネット世論では相手にされないサヨクも、電波媒体ではまだまだ強いのですね
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7733 リビアの戦雲、風向きが変わった 宮崎正弘

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