7783 「場当たり的な対応はしていない」と反論 古沢襄

東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏は、チェルノブイリ原発事故の研究家としても国際的に認知されている原子力分野で日本を代表する一級の学者である。その人の諫言を聞こうともせずに、首相官邸にきて辞表をだす申し入れをも拒んだという。
首相は国会で追及され「決して場当たり的な対応はしていない」。威張る、怒鳴る、スネるの三悪癖はいささかも変わっていない。
<菅直人首相は30日午前の衆院予算委員会で、放射線安全学の専門家の小佐古敏荘東大大学院教授が内閣官房参与を辞任したことについて、「専門家の間の見解の相違で辞任した。大変残念だ」と述べた。
小佐古氏が政府の原発事故対応を「場当たり的」と批判したことに対しては「参与の議論も含めた助言を得て、決して場当たり的な対応はしていない」と反論した。自民党の小里泰弘氏への答弁。(時事)
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