7787 女性らしい演技で観客を魅了した安藤美姫 古沢襄

過剰なくらい愛国心を発露?する韓国だから、フィギュアスケートの世界選手権最終日でキム・ヨナのフリーの得点が日本の安藤美姫に及ばず逆転負けしたことで、採点がおかしいと騒ぐと思ったら、聯合ニュースも朝鮮日報も淡々と敗北を認めていた。
”韓国の妹”といわれるくらいキム・ヨナの人気は高い。ジャンプのミスが響いてスコアが伸びなかったが、私などは惚れ惚れとしてキム・ヨナの演技に見とれた。表彰台で口惜しかったのか、涙をみせたキム・ヨナだが、ジャンプで精彩を欠き六位に終わった浅田真央も再起を期している。キム・ヨナも引退などは考えないでほしい。
それにしても安藤美姫は安定した強さを見せてくれた。円熟期にあるのだろう。朝鮮日報がショートプログラムが終わったところで「女性らしい演技で観客を魅了した日本の安藤美姫」と写真入りで絶賛していた。
<【モスクワ30日聯合ニュース】フィギュアスケートの世界選手権最終日は30日、モスクワで女子フリーが行われショートプログラム(SP)首位の金妍児(キム・ヨナ)は合計194・50点(フリー128・59点)の2位に終わった。2年ぶり2度目の優勝はならなかった。
SP2位の安藤美姫が合計195・79点(フリー130・21点)で4年ぶり2度目の優勝。前回覇者でSP7位の浅田真央は合計172・79点(フリー114・13点)の6位だった。
バンクーバー五輪金メダルの金妍児は韓国の伝統音楽「アリラン」をベースにした新プログラム「オマージュ・トゥ・コリア」でフリーに臨んだ。冒頭の3回転の連続ジャンプに成功したが、続いて予定していた連続ジャンプの2本目がシングルになった。さらに3回転フリップジャンプにも失敗。ジャンプのミスが響いてスコアが伸びなかった。
金妍児は5月1日のエキシビションに出場する。(聯合)>
<キム・ヨナは30日午後(韓国時間)、ロシア・モスクワで行われたフィギュアスケート世界選手権女子シングルのフリーで128.59点を獲得、ショートプログラム(65.91点)と合わせて194.50点とし、惜しくも2位になった。
1位は合計195.79点(SP65.58点、フリー130.21点)で安藤美姫、浅田真央はジャンプで精彩を欠き、合計172.79点(SP58.66点、フリー114.13点)で6位だった。(朝鮮日報)>
<29日午後(韓国時間)、ロシア・モスクワのアイスパレス・メガスポーツで、フィギュアスケート2011年世界選手権女子シングルのショートプログラムが行われた。写真は、女性らしい演技で観客を魅了した日本の安藤美姫。(朝鮮日報)>
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